シリーズ累計770万部を突破する大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』が、アニメーション映画化決定。2022年の公開が発表されています。映画化決定にあわせて、ライヴ直前の高揚感と何か凄いことが起こりそうな期待感が伝わってくる、原作者・
石塚真一による描きおろしの特別イラストも公開されました。
原作『BLUE GIANT』は、実写映画化もされた『
岳』(映画『岳 -ガク-』2011年公開 主演:
小栗旬)の石塚真一による漫画。ジャズに魅せられた少年が、世界一のジャズプレイヤーを志す物語です。2013年から『ビッグコミック』(少学館)にて連載がスタートし、「マンガ大賞2016」で3位に選出、第62回「小学館漫画賞(一般向け部門)」、第20回「文化庁メディア 芸術祭マンガ部門大賞」を受賞するなど、旋風を巻き起こしました。心を沸き立たせる熱い展開と涙なしには見られない感動のストーリー、音楽が聞こえてくるような圧倒的表現力が多くの読者の心をつかみ、数多くのメディアでも取り上げられています。
今回の映画化にむけ、原作者の石塚真一は「漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています」とコメントを寄せています。
石塚のコメントにもあるように、“音”がキーとなる本作。「最大の音量、最高の音質で、主人公本人の奏でる音楽を届けたい」という制作陣の思いから、初の映像化に際し、実写でもなくシリーズでもなく、アニメーション映画としての制作が決定しました。映画館の大きなスクリーンと最高の音質で感動体験を届けるべく、現在鋭意制作中とのこと。公開は2022年が予定されていますが、監督や制作スタジオなど今後の情報にも注目です。
[コメント]演奏シーンを描く時は、「音が鳴りますように!」と思いながらペンを走らせていました。それがついに、本当に音が出る映画になる…凄いことです。
これまで、漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています。
映画『BLUE GIANT』、読者の方も、漫画を読んでいない方も、ジャズを知らなくても、子供も大人も楽しめる全く新しいアニメーション映画になると思います。僕自身も完成が楽しみです!!――原作者・石塚真一©石塚真一/小学館