エピナール国際コンクール、J.S.バッハ国際音楽コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールなど数々のコンクールに入賞を果たし、1983年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門で日本人初の優勝を遂げたベテラン・ピアニストの
伊藤 恵。コンサート・教育・録音ともに、第一線で精力的な活動を続けています。そして高く評価された
シューマンのピアノ曲全曲録音『シューマニアーナ』に続き、2008年よりリリースを開始した
『シューベルト ピアノ作品集』の第6集『シューベルト ピアノ作品集6』(FOCD9670〜1 2,667円 + 税)が5月13日(水)にリリースされます。
第6集で演奏するのは、シューマンが激賞した傑作第18番、そしてシューベルト全作品の頂点を極める第21番。伊藤は、大作ソナタ2曲のリピートを指定通り行ない、SACD2枚に収めました。ミュンヘン国際コンクール優勝以来、伊藤が封印してきたシューベルトを解禁したこのシリーズの最終章となるアルバムです。
また4月29日(水・祝)には、“新・春を運ぶコンサート 8年連続コンサート”の最終回で、シューベルトのピアノ・ソナタ第19、20、21番という最後の3つのソナタを演奏予定の伊藤。円熟の極みに達した演奏をお聴きのがしなく。