伊藤咲子は日本テレビ『スター誕生!』で優勝し、1974年に「
ひまわり娘」でデビュー。その年末の日本歌謡大賞など、数々の新人賞を受賞し、その後も「
木枯しの二人」「
乙女のワルツ」などヒット曲を送り出しました。1976年(昭和51年)には『NHK紅白歌合戦』に初出場し「
きみ可愛いね」を歌唱しました。
1989年、結婚を機に歌手活動を休止しましたが、2003年の歌手活動再開後はさらに積極的な活動をつづけ、いよいよ今年、歌手生活50周年を迎えました。そしてこの度、その歌手活動50周年を記念したアルバム『
それいゆ』が11月27日(水)にリリースされました。
アルバム・タイトルの「それいゆ」(Soleil)はフランス語で「太陽」を意味しています。アルバムには50周年記念の新曲「衣ずれの海」、新たな前奏で生まれ変わった「ひまわり娘(ニュー・ヴァージョン)」、伊藤が尊敬する
菅原洋一(91)とのデュエット「アマン」のほか、
美空ひばりの「津軽のふるさと」、
島倉千代子の「愛のさざなみ」、
笠置シヅ子の「東京ブギウギ」に隠れたヒット曲「アイレ可愛や」などの名曲カヴァーや、「木枯しの二人」、「乙女のワルツ」、「きみ可愛いね」など自身のヒット曲を含めた全17曲が収録されています。
[コメント]16歳でデビューして今年で50年。記念アルバムは「ひまわり娘」のNEWバージョンをはじめ、新曲「衣ずれの海」、コロムビアの大先輩の代表曲をカバーしました。そして尊敬する菅原洋一さんとは「アマン」をレコーディング、歌手冥利に尽きる内容となってます。
天国にいる恩師の阿久悠さん、三木たかしさん、これまで応援してくださったスタッフ、ファンの皆さんに感謝を込めてお届けします。――伊藤咲子