AKB48初の演歌歌手としてソロ・デビューし、今年で4年目を迎えた
岩佐美咲。第4弾シングル
「初酒」発売記念イベントをマルイ渋谷・店頭プラザの特設ステージで開催。イベント中、ニッポン放送『オールナイトニッポン』でも披露したという“
稲川淳二”のものまねをしていると……「怖いなあ、怖いなあ」と言いながら、なんと稲川本人がサプライズ・ゲストとして登場する場面も。
当日、会場には約500人ものファンが詰めかけ、彼女の愛称である“わさみん”コールが飛び交う中、「みんな、いままでどこに隠れていたんですか!というくらいたくさんの方が来てくださって、泣き出しそうになるくらいうれしいです。今回は、予約イベントをたくさんやらせてもらっていたので、まだ発売してなかったんだなみたいな気持ちで、喜びもひとしおです。皆さんに見守っていただけることは最高です」と笑顔であいさつ。
今作もAKBグループの総合プロデューサーである秋元 康が作詞を手がけ、成人を迎えた彼女の“初めてのお酒”がテーマ。「秋元先生からは毎回お任せで、何も言われないんですけれど、今回は完成した作品を聴いてくださって、“聴いたよ。すごく歌がうまくなった”というメールをいただいたので本当にうれしいです。初めての明るい曲ですので、皆さんに笑顔になってもらえたらうれしいです」とコメント。新曲「初酒」をはじめ、カップリング曲「履物と傘の物語」(岩佐美咲バージョン)、「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」(演歌バージョン)などを熱唱。
稲川登場の際には、驚きのあまりステージから逃亡するも「はじめまして。どうしたんですか!」と大感激。稲川は、「わさみんが『オールナイトニッポン』で私のものまねをしたというんだから感動しましたよ。67歳になるじじいのものまねをしてくれたんだから、うれしいじゃない。そっくりだねえ。私がよく使う風の音を入れたらもう怖いものはないですよ。怪談というのは、昔から美人しか出ないの。一番きれいな人が悲惨な目にあって怖い顔をすると、これが何とも魅力があるんですよ。今日は、たまたま渋谷に来ていてよかった(笑)」と語り、岩佐も「こうしてお会いできる日が来るとは思ってもいなかったのでうれしいです」とご機嫌。揃って2人で鏡開きを行ないました。
なお、秋元 康から岩佐&稲川のデュエットという話も出ていたそうですが、稲川が断って実現しなかったそう。「実は、私は歌がひどいんですよ。みんなが驚いて倒れまくるくらいなんだから」「演歌って、難しいじゃない。でも、わさみんの歌は、素人が聴いてもうまいねえ。声がきれに伸びるし、聴いていて気持ちいい。あなたが一番ですよ」(稲川)とのこと。
6月6日(土)に行なわれる〈AKB48選抜総選挙〉については、「今回も立候補させていただきました。今年は、自分のシングルの時期と同じだったので立候補するかどうか悩んだんですが、出てほしいと言ってくださるファンの方がたくさんいたので、自分を見つめ直すためにも頑張ろうと思って立候補させてもらいました。選抜には入りたいんですけど、その前にこの新曲をぜひヒットさせたい」(岩佐)と、力強く意気込みを寄せています。