“ワンマン・オーケストラ”と評される驚異のパフォーマンスで世界を圧倒する
ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)が、40曲で構成する4部作の新プロジェクト「Djesse」のリリースを発表。9曲からなる“Vol.1”の配信が開始されています。YouTubeでは収録曲「ウィズ・ザ・ラヴ・イン・マイ・ハート」のミュージック・ビデオも公開されています。
様々な楽器を操るだけでなく、シンガー、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしてマルチな才能を発揮しているコリアー。英ロンドンの音楽一家に生まれ、2011年から多重録音のア・カペラと楽器演奏による動画を自宅のベッドルームからYouTubeで配信し、数百万単位のヴューを獲得するなど世界中で話題となりました。その活動が
クインシー・ジョーンズの目に留まり、2016年にデビュー。2017年にはデビュー作で〈グラミー賞〉2部門を獲得し、一躍シーンに躍り出ました。
今回配信された「Djesse Vol.1」は、デビュー作『
イン・マイ・ルーム』以来となるオリジナル・アルバムで、作曲、プロデュース、エンジニアリングのすべてをコリアーが手掛けています。2018年の元日より制作を開始し、新年の朝を迎えた気持ちをオーケストラ・ミュージックで表現。ジュールス・バックリーの指揮のもと、オランダの
メトロポール・オーケストラとコラボレーションし、
ヴォーチェス8をフィーチャーしたオープニング・トラック「ホーム・イズ」をはじめ、
テイク6、
ローラ・マヴーラ、そしてモロッコのグナワ人ミュージシャンであるハミッド・エル・カスリらが参加しています。