John Lydon率いるPiLの一員としてのみならず、Holger Czukay / Jaki Liebezeit、Brian Eno、Bill LaswellからEvan Parkerまで様々なミュージシャンとのコラボレーションを繰り広げてきた英国ポストパンク期きっての鬼才ベーシスト・Jah Wobbleが、1990年代から行動を共にする“THE INVADERS OF THE HEART”を従えてのオリジナル・ニュー・アルバム『Everything Is No Thing』（写真）をリリース。ボーナス・トラックを追加収録した国内盤（BRC-518 2,200円 + 税）が7月22日（金）に発売されることが決定しています。

　近年も“LoneLady”ことJulie Campbellとの『Psychic Life』（2011）やPiLの盟友Keith Leveneとの『Yin And Yang』（2012）をはじめ、SHAKATAKのBill Sharpeと組んだフュージョン・アルバム『Kingdom Of Fitzrovia』（2013）やPJ Higginsとの『Inspiration』（2014）など、幅広い活動を展開中のJah Wobble。ソロワークの原点とも言うべきTHE INVADERS OF THE HEARTとの新作『Everything Is No Thing』は、同じくポストパンク期を代表するベーシストのひとりであるKILLING JOKEの“Youth”ことMartin Gloverを共同プロデューサーに起用。元HAWKWINDのNik TurnerやTony Allenなどをゲスト・プレイヤーとして迎え、Jah Wobbleのキャリアを縦断するようにジャズ / フュージョン、ファンク、アフロビートなどを内包した作品となっているようです。

　発売に先駆け、YouTube（youtu.be/L8brOl7LRn8）では収録曲からコズミックなフュージョン・ナンバー「Cosmic Blueprint」が公開されています。