前作を発表した後、ジェイムス・テイラーは40年におよぶみずからのキャリアを振り返った“One Man Band Tour”を敢行。2010年にはキャロル・キングとのツアー“Troubadour Reunion Tour”で来日も果たしたほか、2008年にはカヴァー・アルバム『カヴァーズ』、2012年にはクリスマス・アルバム『At Christmas』を発表するなど、精力的に活動してきました。そんななか、今作の制作が始まったのは、6年前。ホームスタジオに入りデモを作り始め、プロデューサーのデイヴ・オドネルとともに楽曲を整え、マイケル・ランドウ(g)、ラリー・ゴールディングス(key)、ジミー・ジョンソン(b)、ルイス・コンテ(perc)、スティーヴ・ガッド(ds)といったお馴染みのメンバーとともに録音しています。ヨーヨー・マ、スティングといった豪華ゲストも参加。フォークの名曲「ワイルド・マウンテン・タイム」のカヴァー以外は、すべてジェイムス・テイラーの新曲で構成されています。