ジャネット・ジャクソンが「すべて」を語るドキュメンタリー番組『ジャネット・ジャクソン 私の全て』を各種配信サービスにて、8月1日(月)より配信開始。また配信開始に合わせて、本番組の全エピソードの監督を務めるベンジャミン・ハーシュ監督のインタビュー動画も解禁されました。
米ドキュメンタリー視聴率NO.1を獲得した『ジャネット・ジャクソン 私の全て』は、全盛期の未公開映像、最も世間で話題になった瞬間の映像を振り返りながら、複雑な幼少期、兄弟や親との関係、兄
マイケルとの想い出、シンガーとしてのキャリア、そして母となってからの人生観の変化など、これまでメディアに多くを語らなかったジャネットが自身について語ったドキュメンタリーにして、ジャネットの歴史のみならず50年間のアメリカのポップ・カルチャーを映し出す衝撃のストーリーとなっています。
全エピソードの監督を務めたベンジャミン・ハーシュ監督は、ジャネットとの出会いは5年前の2017年ツアーの裏側を撮影するという小さな企画。とても内向的でシャイなジャネットと仕事を続けていくうちに、少しずつ打ち解けていったと語ります。その際に「ツアーの裏側を撮影しただけの映像じゃなくて、ドキュメンタリー番組になるかも」とひらめいたことを明かします。「そのタイミングで、元々の企画が別の何かに進化した。素晴らしいインタビューが撮れたから、これはいけるぞ!」と、番組の制作の経緯を語っっています。
撮影を開始するまでまさかジャネットが自身の人生について語るとは思っていなかったベンジャミン監督。「でも、僕らの間には不思議な絆があった。彼女は自然体で接してくれたんだ。1対1でジャネットと対話できることは素晴らしい経験で、彼女とそんなレベルで関われることは光栄でしたね」と撮影中の様子を振り返りまう。2人の間に生まれた絆について「撮影の6ヶ月前にジャネットは息子を出産し、僕もその6ヶ月の間に子供が生まれたから、新米の親としての共通点が多くあったから」とその理由も語りました。また、番組の撮影には5年の歳月がかけられ、ちょうど5年目のタイミングで、世界的なパンデミックに遭遇。ジャネットはツアーにも行けず時間が出来たことが、番組制作にとっていい方向に働いたことも明かしました。
撮影の初期に、ジャネットのオフィスを案内されたベンジャミン監督。そこには、ジャネットのテープやCDやレコード、映像や衣装や写真や本まで、全ての物が保管されていて、ジャネットの活動の全てを目の当たりにした監督は、「その中から最高の瞬間、特に未公開の映像を選んでいくんです。ジャネットのファンの方達に、この映像を通して未公開だった映像を見てもらうのが楽しみです」と興奮を隠せない様子。また番組には豪華アメリカショービズ界を代表する俳優やアーティストが多数登場するところも見どころの一つ。「ドキュメンタリー製作中に驚いたのは、ジャネットのついて語りたいという人たちが多くいたこと。ジャネットの偉大なエピソードを話したかったんだ。それにはジャネットの兄弟とか両親も含まれている。普通はこうならないよ」と、インタビューに応じた
サミュエル・L.ジャクソン、
マライア・キャリー、
ウーピー・ゴールドバーグ、
ポーラ・アブドゥル、
ミッシー・エリオットなど多くの俳優やアーティストに支持されているジャネットを称えました。
また撮影中のジャネットについて「全ての行動に細心の注意を払ってチャレンジすることから逃げない。ちょっと陳腐だけど、ジャネットは人生を、全て“コントロール”しているんだ。視聴者には僕が撮影中に感じたことを体験してもらいたい」と語り、「本当の彼女は、親切で正直な人間。ジャネットの残した功績だけではなく、彼女は人生の全てを愛していて、仕事とプライベートの両方でこの番組を見て、そのことを知ってもらいたい」と5年の歳月をともにした、世界的なミュージシャンについて敬意をこめて語っています。
©Janet Jackson