ベトナム戦争に対する反戦運動が激しくなるなか、さまざまなカルチャーが花開いたサンフランシスコを拠点に活動し、70年にオーバードーズで亡くなった不世出のロック・シンガー、ジャニス・ジョプリン。彼女の自伝映画『ジャニス: リトル・ガール・ブルー』の
同名サウンドトラック(SICP-30961 2,500円 + 税)が7月27日(水)に発売されます。アルバムには、オリジナル音源とライヴ音源の全17曲を収録。なかでも「心のカケラ」は1968年4月にニューヨークのジェネレーション・クラブにて行なわれたキング牧師追悼コンサートで収録された貴重な未発表音源です。
映画『ジャニス: リトル・ガール・ブルー』は昨年のヴェネツィア映画祭でのワールド・プレミアを皮切りに、トロント映画祭、ロンドン映画祭などで絶賛され、日本では、9月よりシアター・イメージフォーラム他、全国40館にて順次公開の予定。遺族の全面協力により、兄弟はもとより、恋人、元コロンビア社長の
クライヴ・デイヴィス、
グレイトフル・デッドの
ボブ・ウィアー、ともにステージに立った
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのメンバーといったジャニスの身近にいた人物がインタビューに応じたほか、
キャット・パワーがナレーションを務めています。