デヴィッド・シルヴィアンを中心に結成され、熱狂的な人気を誇ったロック・バンド、
ジャパン(JAPAN)のアルバム『
孤独な影』(Gentlemen Take Polaroids)と『
錻力の太鼓』(Tin Drum)の2タイトルが、輸入盤のアナログLPで8月24日(金)に発売されます。
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念エディション』をはじめ、
アバ、
クイーン、
マーヴィン・ゲイ他を手がけてきたアビイ・ロード・スタジオのマスタリング・エンジニア、マイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング音源を使用。どちらのアルバムも、45回転の180g重量盤2枚組と、33回転の1LPの2種で発売されます。
『孤独な影』は、1980年に発売された4作目にしてヴァージン・レコード移籍第1弾。ベースとドラムスが織り成すダウナーな音響サウンドと、シルヴィアンの神秘的な歌声が重なり、次作『錻力の太鼓』で完成を見るジャパン・スタイルの変容を捉えた転換期の重要作です。坂本龍一の参加も話題になりました。
『錻力の太鼓』は、1981年に発売された最後のスタジオ・アルバム。ワールド・ミュージックのリズムとヨーロッパ的な美意識、アンビエント感覚などさまざまな要素を合わせ持ち、全英アルバム・チャート12位を記録しました。