フランス生まれの若き鬼才クラヴサン奏者、
ジャン・ロンドー(Jean Rondeau)が、新作アルバム『
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ集』(WPCS-13796 2,800円 + 税)を10月17日(水)にリリース。
D.スカルラッティはイタリア・ナポリに生まれ、スペインのマドリッドで没した作曲家。2018年に生誕333年を迎えます。本作は、D.スカルラッティがマドリッドの王室で長年にわたって作曲した555のソナタから厳選した作品を収録したもの。アルバムの中間には、ロンドー自身の手による「間奏曲(即興のインターミッション)」も収めています。
ジャン・ロンドーは「私がここで演奏する目的は、アルバムを最初から最後まで聴く人のために、その音楽の物語を伝えることです。アーティストは音楽で話をどのように伝え、どのように人々の好奇心を刺激するかを考えなければなりません。音楽と問答し、最大限の誠実さを追求することによって、芸術となるのです」と語っています。