2023年に急逝したギタリスト、
ジェフ・ベック(Jeff Beck)の日本独自企画のベスト盤『
ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003』が、2月5日(水)に発売されます。1971年から2003年まで在籍したエピック・レコード時代の音源から、全31曲を収録するCD2枚組。このベスト盤は2010年に一度商品企画されましたが許諾が下りず、15年の歳月を経て、日本のファンのための日本のみの独自企画盤として、ついにリリースされることになりました。
『ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003』には、第2期ジェフ・ベック・グループ、
ベック・ボガート&アピス、ソロ作品、ライヴを含む、彼がエピック・レコーズに遺した13枚のアルバムからそれぞれ数曲ずつ、年代順に並べられた全31曲を収録。今年50周年を迎える1975年の名盤『ブロウ・バイ・ブロウ』の「哀しみの恋人達」「スキャッターブレイン」、1976年『ワイアード』の「蒼き風」といった代表曲から、
ロッド・スチュワートと共演した
カーティス・メイフィールドの「ピープル・ゲット・レディ」、
スティーヴィー・ワンダーの「迷信」や
ビートルズの「シーズ・ア・ウーマン」といったカヴァー、そしてライヴでよく演奏されていた80年代後半以降のアルバムの楽曲など、1971年の『ラフ・アンド・レディ』から2003年の『JEFF』までのジェフ・ベックのギター・テクニックと音楽的表現力の進化を存分に堪能できる内容となっています。
また、生誕80周年を記念し、2024年7月にスタートしたジェフ・ベックのアルバムを日本盤アナログLPで復刻する「VINYL REISSUEプロジェクト」もいよいよ最終章。第4弾『フー・エルス!』『ユー・ハッド・イット・カミング』『ジェフ』が1月22日(水)に発売されます。これらエピック・イヤーズ最後の3作品はCD全盛時にリリースされ、これが世界初のアナログ盤化です。
上記リリースのほか、
Char、
布袋寅泰、
松本孝弘(
B'z)とジェフ・ベックのバンドで活躍したメンバーがジェフ・ベックの楽曲を披露する「ジェフ・ベック・トリビュート・ライヴ」が、ジェフ・ベック財団公認のもと、2月11日(火・祝)に東京・有明アリーナで開催されます。バンド・メンバーは
ロンダ・スミス(b)、アニカ・ニールズ(ds)、
ジミー・ホール(vo)、
ゲイリー・ハズバンド(key)。