本作は、彼女の従来のアコースティック・サウンドとは異なり、60年代のポップ・ヒット曲や『ペット・サウンズ』を彷彿とさせるオーケストラ・スタイルで幕開け。ブルックリンのスタジオで制作され、従来のアコースティック・ギターサウンドに加えて、ウォーカー・ブラザーズのような壮大なオーケストラ・アレンジやパーカッション・ロールが際立つ楽曲が生み出されたほか、新しいスタイルのヴォーカル・パフォーマンスも聴くことができます。スコット・ウォーカーやジュディ・ガーランドなど、先人の影響を受けながらも独自の個性を放つことで、アルバム全体を通して静寂の中に希望や神秘、恐怖、ロマンスを表現。彼女の音楽的進化と成長を示す重要な作品であり、リスナーに深い感動と共感を与えてくれる作品に仕上がっています。なお、Pitchfork「Best New Music」に選出されたリード・シングルであり、冒頭曲「Life Is」のミュージック・ビデオがジェシカ・プラットのYouTubeチャンネルにて公開されています。
■2024年5月3日(金・祝)リリース ジェシカ・プラット / Jessica Pratt 『ヒア・イン・ザ・ピッチ / Here In The Pitch』 inpartmaint.com/site/38917
[Track listing] 01. Life Is 02. Better Hate 03. World on a String 04. Get Your Head Out 05. By Hook or by Crook 06. Nowhere It Was 07. Empires Never Know 08. Glances 09. The Last Year