Ngatariのヴォーカリストとして活躍するほか、CMなどでもその声を聴くことができる
Jessica(写真)、国内外のコンクールで受賞を重ねてきたピアニストの
Mizuha Nakagawa、そしてヒラリー・ハーンとのコラボレーションなどジャンルを越えた活躍で知られるピアニストで作曲家の
ハウシュカ。この3人が溢れるアイディアとともに
ドビュッシーの歌曲を録音したアルバム『
RE-DEBUSSY』(CD GDUB-002 2,200円 + 税)が9月13日(金)に発売されます。
このアルバムは、クラシックの歌曲を様々なアーティストとともにリバイバルしていくプロジェクト「RE-CLASSIC STUDIES」の第2弾。2017年の第1弾で、Jessica、Mizuha Nakagawaがエレクトロニカ・ヒップホップの先駆者として知られる“
プレフューズ73”ことギレルモ・スコット・ヘレンとともに
フォーレの楽曲に挑んだ『
RE-FAURE』は、映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンが「音楽が流れると、私の周りを囲む樹々がより深くなった。それはタイの雨季の終わりを告げる素敵な子守歌のようだ」と語るなど、大きな反響を呼びました。
『RE-DEBUSSY』の制作に参加したハウシュカは「彼女(Jessica)はフランス語歌曲を解釈しただけでなく、ジャズを奏でずに、ジャズ的なアプローチをしていて、その方法は作品をより親しみやすいものにしていると思う」と、このアルバムの特異な魅力を語っています。
Jessicaは超自然的で特別な声を持っていて、それは私にとってSF映画にさえ思えてくる。彼女はフランス語歌曲を解釈しただけでなく、ジャズを奏でずに、ジャズ的なアプローチをしていて、その方法は作品をより親しみやすいものにしていると思う。
これは本当に素敵なアルバムになったと思うし、Jessicaの歌とこのアルバムは今後長い間多くの人々を魅了するだろう。――ハウシュカ