ハードなギター・ロックで世界中に旋風を巻き起こし、若くしてロックの歴史にその名を刻むこととなったロック・バンド、
JET(ジェット)。待望の来日公演が1月5日(火)東京・新木場スタジオ・コーストで行なわれ、満員の聴衆を前にロック・スピリット溢れる力強いパフォーマンスを披露しました!
世界中で大ヒットを記録した2003年のアルバム
『ゲット・ボーン』のリリース以来、世界のロック・シーンをリードする存在となったJET。昨年8月にEMI移籍第1弾にして、自身3作目となるオリジナル・アルバム
『シャカ・ロック』をリリースしており、今回は、この新作を受けての来日公演!
昨年7月の〈FUJI ROCK FESTIVAL'09〉以来となった今回の来日。オープニング・アクトをつとめた
ツイステッド・ウィールに続きJETがステージに登場すると、会場のボルテージも一気に上昇。オープニングを飾った「リップ・イット・アップ」に続き、「プット・ユア・マネー・ホエア・ユア・マウス・イズ」、そして『シャカ・ロック』からのヒット・シングル「シーズ・ア・ジーニアス」の演奏がはじまると、まだライヴ序盤にもかかわらず、オーディエンスの盛り上がりも最高潮に。
ギター、ベース、ドラム、キーボードという非常にシンプルな構成ながら、一つ一つの音が骨太で重みのあるサウンドで、そこに、ハードな演奏に全く引けをとらないニックの力強いヴォーカルが絡み合う! そして、単に勢いや力強さだけに流されず、きっちりと心に突き刺さるメロディを聴かせる彼らの卓抜なソングライティング能力。そんなJETの魅力を遺憾なく発揮したパフォーマンスは圧巻。
その後も、新作『シャカ・ロック』からの楽曲や、彼らの大ヒット曲「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」など、新旧織り交ぜて披露。アンコールが終了するまで、まったく勢いが衰えることなくハイテンションなパフォーマンスが披露されました。
JETの来日公演は、名古屋・CLUB DIAMOND HALL(1月7日)、大阪・NAMBA HATCH(1月8日)で終了、その後は本国オーストラリアでのビッグ・イベント出演などを予定しています。
(Photo By yuki Kuroyanagi)