イアン・アンダーソン(vo,fl)率いる英国プログレッシヴ・ロック・バンド、
ジェスロ・タル(Jethro Tull)がニュー・アルバム『
キュリアス・ルミナント』を3月7日(金)に発表します。半世紀を超えて活動する彼らにとって通算24作目となるこのアルバムから、アルバム・タイトル曲「キュリアス・ルミナント」がミュージック・ビデオとあわせて公開されています。
ジェスロ・タルは18年ぶりのアルバムとなった2022年の『
ザ・ゼロット・ジーン』の後、『
ロックフルーテ』(2023年)を矢継ぎ早に発表。『キュリアス・ルミナント』も『ロックフルーテ』以来1年11ヵ月という短いインターバルで発表する新作です。2分半から17分近くまでの多彩な9曲からなる本作の制作には、アンダーソンのほか、デイヴィッド・グーディア(b)、
ジョン・オハラ(p,key,acd)、スコット・ハモンド(ds)、ジャック・クラーク(g)、元メンバーのアンドリュー・ギディングス(p,key,acd)、ジェームズ・ダンカン(ds,perc)が参加しました。
イアン・アンダーソンは『ロックフルーテ』をリリースしてすぐ、2023年後半には新しいプロジェクトに着手すると公言し、実際に、当初の思いつきが意図のある草稿へと固まり始めるまでにはほんの2〜3週間しかかかりませんでした。ジョン・オハラ、デイヴィッド・グーディア、ジェームズ・ダンカンとともに以前レコーディングした未完成の音源から新曲を作り始め、2024年6月に本腰を入れ始めると、新たに書かれた素材の歌詞やメロディがあっという間に仕上がっていきました。本作におけるアンダーソンのライティングには、いつもどおり音楽的に大胆なスタイルがある一方、歌詞の内容にこれまでになくパーソナルな内容が散見されます。