2010年1月1日より
ジミ・ヘンドリックスの全タイトルの権利がソニー・ミュージックへ移行することが決定しました。ソニー・ミュージックエンタテインメント(米)とジミ・ヘンドリックスの父、ジェイムズ“アル”ヘンドリックスが95年に設立したファミリー会社“エクスペリエンス・ヘンドリックス社”が提携し、ジミ・ヘンドリックス・カタログのライセンス権に関する独占契約を締結しました。
エクスペリエンス・ヘンドリックスの社長兼CEO、ジャニー・ヘンドリックスは、「ジミは、作品も考え方も独創的でした。その唯一無二の才能を伝えるのに、彼の遺産以上のものはありません。まさに史上最高のギタリストだったのです」「今回の提携で愛する兄の遺産が正当に評価され、彼が発した“愛のメッセージ”が世界中に届くと確信しています。ソニー・ミュージックとクリエイティヴな関係を築き、画期的な作品を送り出して、世代を越えた多くのファンにジミの音楽を伝えていけるものと期待しています」とコメント。
これを受け、2010年、ソニー・ミュージックはジミ・ヘンドリックス作品の再発プロジェクトを開始。
『アー・ユー・エクスペリエンスト』、
『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』、
『エレクトリック・レディランド』(写真)などのオリジナル・アルバムのデラックス版のほか、未発表スタジオ音源や名曲の別テイク、ステージ・パフォーマンスの映像、またジミの死後、エクスペリエンス・ヘンドリックス社が制作したコンピレーション盤などを発売する予定とのこと。