ニュース

ジョー・ストラマーの生誕70年を記念し、メスカレロスとの活動を網羅した作品集が発売に

ジョー・ストラマー   2022/08/03 13:16掲載
はてなブックマークに追加
ジョー・ストラマーの生誕70年を記念し、メスカレロスとの活動を網羅した作品集が発売に
 2002年に急逝したジョー・ストラマー(Joe Strummer)が生誕70年を迎える今年、それを記念して、ストラマーと彼のバンド、メスカレロスとの活動を網羅した作品集『JOE STRUMMER 002: THE MESCALEROS YEARS』が、9月16日(金)にDARK HORSE RECORDSから発売されます。3枚のスタジオ・アルバムのリマスター版と、ジョーがメスカレロスのために書いた最初のデモ、セックス・ピストルズスティーブ・ジョーンズをギターに迎えた「Ocean Of Dreams」、ジョーのバンドでの最後のレコーディングのいくつかのトラックのアウトテイクなど貴重な未発表曲15曲からなる『Vibes Compass』を収録。

 ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスの1stアルバム『Rock Art and the X-Ray Style』に収録する「The Road To Rock 'N' Roll」の未発表デモがオフィシャル・ビデオとあわせて先行配信中。オフィシャル・ビデオには、ストラマーのドローイングと手書きの歌詞が使用されています。

 この豪華なボックス・セットは、ジョーの未亡人ルシンダ・テイトが製作総指揮をとり、DARK HORSE RECORDSのデヴィッド・ゾンシャインがプロデュース。ジョーの友人、コラボレーター、メスカレロスのバンド・メンバーへのインタビュー、さらにストラマーの手書きメモ、歌詞、絵を収録。4枚組CDと7枚組LPの2つの仕様で発売されます。

 クラッシュのフロントマンとして有名なストラマーですが、この作品集に収録された音源を制作していた1999年から2002年にも、エキサイティングな作品を制作しており、この時期、ストラマーは「今、俺に起きていることはすべて、まやかしにすぎない。名声は幻想であり、そのすべてが冗談に過ぎないことを学んだ。今の俺の方がはるかに危険だ、全く気にしてないからな」と語っています。

 また、ジョーの未亡人で製作総指揮をとったルシンダ・テイトは「ジョーが残したアーカイブには、たくさんの素晴らしい音楽があります」「私たちは001でそのプロジェクトに着手しました。002でメスカレロスにフォーカスするのは自然な流れだったのです。というのも、彼がメスカレロスと共に作ったこれらの曲は、彼がザ・クラッシュの時代以来経験したことのないほど強く共鳴し、聴衆とのつながりを再活性化させるように思えたからです」「彼はメスカレロスとの仕事にとても興奮し、プレスやファンから受けた歓迎は信じられないほどで、それは彼にエネルギーと自信の旋風を与え、彼は創造的に満たされ幸せでした」「彼の言葉はとても美しく正直で、メスカレロスと共に素晴らしい楽曲が生まれ、その中からアウトテイクとして録音された楽曲を聴くことができたのは本当に特別なことでした」と語っています。





ジョー・ストラマー『JOE STRUMMER 002: THE MESCALEROS YEARS』
darkhorserecords.lnk.to/joestrummer002
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015