1978年、鬼才
ジョン・カーペンターが32万5,000ドルの製作費で生み出し、4,716万ドルの全米興行収入を記録したホラー映画の金字塔『ハロウィン』(78)。ホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えている本作のシリーズ最新作『ハロウィン THE END』の公開が4月14日(金)と間近に迫る中、公開直前プレミア試写イベントが東京・アキバシアターにて4月10日に開催されました。
イベントには、ティーンを中心に人気を誇るギャルモデルのゆうちゃみが登壇。大勢集まった高校生からの声援を浴びつつ、映画にちなんだ自身の恐怖体験エピソードを披露しました。イベントの最後にはブギーマンによる恐怖のサプライズに絶叫する場面も。ゆうちゃみならではの、ブギーマンに対するユニークなコメントを交えつつ映画をPRし、イベントは幕を閉じました。
なお、『ハロウィン THE END』の公開を記念してシリーズ3部作を上映する記念イベント〈春のハロウィン祭り〉も開催。公開初日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズと大阪・TOHOシネマズ梅田にて、『
ハロウィン』、『
ハロウィン KILLS』、『ハロウィン THE END』の3部作が一挙上映されます。詳細は、TOHOシネマズ公式サイトをご確認ください。
[イベントレポート] 観客からの盛大な拍手で迎えられ登場したゆうちゃみ。黒のワンショルダーのワンピース姿で現れたゆうちゃみに、高校生が大勢集まった会場からは「かわいい!」との声援が。はじめに「今日はよろしくお願いします。ティーンがいっぱいですね!嬉しい」と元気いっぱいに挨拶した。映画の感想を問われると「もう、夜寝られなくて。ドキドキとハラハラ、臨場感があっておもしろかった!」とホラーが苦手ながらも作品を楽しんだ様子。
『ハロウィン』シリーズといえば、マスクにつなぎ姿の殺人鬼ブギーマンことマイケルが象徴的な存在だが、「ブギーマンは何をしても倒せない。そこが本当に謎で。まず見た目がほんまに怖いし、大勢の人を殺すってどういう神経なのか、理由がないのが恐ろしい」と、マイケルのサイコパス振りに圧倒されたという。そんなマイケルと長年対峙してきたローリーの最終決戦が描かれる本作。ローリーを演じるジェイミー・リー・カーティスについても触れ「(カーティスの)アクションがすごいし、前作で娘を殺されて復讐をちゃんとする姿がかっこいいと思いました。最後まで真相を追って家族を守るところがすごい」とコメントし、「私の母はブギーマン以上に怖いので一番怒らせたくないですね(笑)」と自身の母に姿を重ねたそうだ。
また、映画の内容にちなみ、最近身近であった恐怖体験について話す場面も。「妹が霊感があって。夜景を観に行っていたときに、車のアクセルが全然上がらなくなった時があって、あとで妹に聞いたら車の目の前に女の子が走っていたようで、スピードが上がらなかったんです」と、恐怖体験を明かし、会場も思わず凍り付いた。
神出気没のブギーマン。もし遭遇したらどうするかという話題になると「どうしよう、逃げられないし、どうしようもないですよね。透明人間になる道具があれば助かりますよね」とブギーマンの回避法について語っていると、突然会場が暗転。暗闇の中からブギーマンが登場!思わぬサプライズに、観客も騒然となる。ゆうちゃみも「え、待って!怖い、無理、まじで怖い、来ないで!」と大パニック。恐る恐るブギーマンと並んだゆうちゃみは「怖かったけどおもしろかったです!」とブギーマンに直接映画の感想を伝えた。「これでラストだとしても、ブギーマン2みたいな存在が出てくるかもしれませんよね。もしブギーマンと共演するとしたら、ブギーマンの暴走を止める妹役でギャルのブギーマンがいいかな」と語り、最後に「この春全力でドキドキとワクワクを感じて欲しいです!」としっかり映画をPRし、イベントは幕を閉じた。 ©2022 UNIVERSAL STUDIOS