ギタリストの
ジョン・スコフィールド(John Scofield)が、
ビル・スチュワート(ds)と、新たに
ヴィセンテ・アーチャー(b)を迎えた新トリオによる2枚組のニュー・アルバム『
アンクル・ジョンズ・バンド』を10月13日(金)に発表します。アルバム・タイトルになっている、
グレイトフル・デッド「アンクル・ジョンズ・バンド」のカヴァーが公開中です。
「アンクル・ジョンズ・バンド」はグレイトフル・デッドが、1970年に発表した『
ワーキングマンズ・デッド』に収録されていた楽曲で、スコフィールドは「ジェリー・ガルシアとロバート・ハンターのペンによるグレイトフル・デッドの曲の中でも私のお気に入り。これを私はフィル・レッシュから教わった。ここでも即興は自由だ。このようなやり方でヴィセンテと演奏するのが私は大好きだ。彼は何をすべきかわかっている。ビルもだ。この3人でなら、どこにだって行ける気がする」とコメントしています。
全14曲というボリュームの本作で、トリオはグレイトフル・デッドのほかにも、
ボブ・ディラン作で
バーズの1965年全米No.1ヒット曲「ミスター・タンブリン・マン」や、
ニール・ヤングによる1972年の名盤『
ハーヴェスト・ムーン』収録の人気曲「オールド・マン」、ミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』の劇中歌で
レナード・バーンスタイン作の「サムホエア」や
マイルス・デイヴィスの名曲「バドゥ」まで、幅広いレパートリーに挑戦しています。また、「星へのきざはし」や「レイズ・アイディア」などのジャズ・スタンダードや、スウィング、ファンク、フォークなどさまざまなテイストを取り入れた7曲のスコフィールドのオリジナルが肩を並べています。
©Nick Suttle / ECM Records