映画音楽のレジェンド、
ジョン・ウィリアムズ(John Williams)が世界最高峰のオーケストラ、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したコンサートのライヴ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』が8月14日(金)に発売。アルバムからの先行シングルとして「帝国のマーチ」(ダース・ベイダーのテーマ)が5月4日(月・祝)よりデジタル配信され、映像も公開されています。
ウィリアムズの作曲した映画音楽は、5つの〈アカデミー賞〉、5つの〈エミー賞〉、4つの〈ゴールデン・グローブ賞〉、25の〈グラミー賞〉など、数多くの賞を受賞してきています。本アルバムは、2020年1月18日と19日にオーストリア・ウィーンのムジークフェラインで行なわれた、ウィリアムズのウィーン・フィルへの指揮者デビューとなったコンサートのライヴ録音。このコンサートでは、最初の音が演奏される前から、ウィリアムズが熱狂的なスタンディング・オベーションを受けました。その熱狂に対してウィリアムズは、ウィーン・フィルとの共演への招待は「私の人生で最も素晴らしい栄誉のひとつ」であると感謝の言葉を述べました。
コンサートの前半には、2019年発売のアルバム『
アクロス・ザ・スターズ』でコラボレーションしたヴァイオリンの女王、
アンネ=ゾフィー・ムター(Anne-Sophie Mutter)も参加。ムターは「オーケストラのメンバーが、こんなに音楽の喜びをもって演奏しているのを見ることは、そうそうあることではありません。本当に素晴らしい!」とコメントしました。
先行シングルとして配信されている「スター・ウォーズ」の「帝国のマーチ」は、ウィーン・フィルの金管楽器奏者らたっての希望により、プログラムに追加された曲目。同曲について、ウィリアムズは「正直言って、これまで聴いた〈帝国のマーチ〉のなかで最高の演奏のひとつでしたよ。彼らは、まるで自分たちの作品を演奏するように演奏しました。プログラムの最後に演奏する機会を与えてくれたことにとても感謝しています」と振り返っています。