イギリスの歌姫、ジョルジャ・スミス(Jorja Smith)が、2作目のアルバム『falling or flying』を9月29日(金)にリリース。 国内仕様直輸入盤(歌詞対訳 + 解説付)、輸入盤、配信にて発売されています。
『falling or flying』は、時には洗練されたR&B、時にはヒートアップしたUKファンク、そして時には強烈で生々しいオルタナティヴ要素までが入った多様な内容で、新たな一歩を踏み出した象徴ともなる作品。ジョルジャは、常にうごめく心の歯車を認めながらも、それを乗り越え、成長し、何よりも自分自身を尊重していることが伝わる1枚です。
また、ジョルジャ・スミスは、アルバムの前半は「飛ぶこと(flying)」で、自分自身を感じること、そして中盤はその自信から「落ちる(falling)」ことへの不安や自信喪失へと切り替わると説明。2023年のサマー・アンセム「Little Things」から、J・ハスをフィーチャーした「Feelings」へと流れ、そしてタイトル・トラック「Falling or flying」まで、ジョルジャが友人関係や、自身との関係、男性へのアプローチについて、しばしば物足りなさを感じることを表現。そして「GO GO GO」は、ジョルジャが10代の頃に好きだったというジョーズ、ザ・クークス、ボンベイ・バイシクル・クラブといったバンドを彷彿とさせる、インディーに接近した推進力のあるトラック。ジョルジャは「私は小さなオルタナティブ枠に入ったようだけど、実際にはこれまでもそこにいたのよ」と笑い、「みんなは『これは予想外だった』と言うかもしれないけれど、私は『それがあるべき』と思っている」とコメント。このトラックはアルバムの「落ちる(falling)」部分への移行を示し、より強烈でありながら、より内省的なサウンドに切り替わる1曲と言えます。
また、その先には、彼女がウォルソールに戻ってから始めた11歳から18歳の少女合唱団を採用した「Try and Fit In」のような美しい曲も。これは、青少年センターの閉鎖によって若者たちが集い、創作する場が不足していることに気づいた彼女の取り組みでもあります。
2018年にリリースするなり大絶賛されたデビュー・アルバム『Lost & Found』以来、5年半にわたり、人生をナビゲートする若い女性として、感情豊かなソングライティング、パワフルな歌唱力、純粋な感情、そして生まれながらの才能として、世界中で一斉に称賛されてきたジョルジャ・スミス。音楽活動を休止したのは2021年で、その後デビュー作の成功から次なるプロジェクトの間に位置するEP『Be Right Back』を発表。「『Be Right Back』は、私がしたいことをその通りにやったもの。みんなが、私が戻ってくることを知っているという小さな待合室だったの」。そして、本作で彼女は、これまでのファンだけでなく、新しいリスナーをも惹きつけ、魅了することが確実なステージへと復帰を遂げました。「私はこの世界が好き。そして、まだまだ物事を理解しようとしているところ。常に理解しようとしているのよ」とジョルジャは言い、「これは私が今、自分がつながることができるものを世に出すのはこれが初めて」と語っています。
[トラックリスト] 01. Try Me 02. She Feels 03. Little Things 04. Flights Skit 05. Feelings Feat. J Hus 06. Falling or flying 07. GO GO GO 08. Try and fit in 09. Greatest Gift Feat. Lila Iké 10. Broken is the man 11. Make sense 12. Too many times 13. Lately 14. BT69 JJY 15. Backwards 16. What if my heart beats faster?