10月の来日公演を大盛況のうちに終えたイギリスの歌姫、ジョルジャ・スミス(Jorja Smith)が、「Loving You」と「Don’t Let Me Go」と題された2曲の新曲をダブルA面シングルとして11月7日に発表しました。
「Loving You」は、今からおよそ10年前にジョルジャが著名なシンガー・ソングライター / ラッパーのマーヴェリック・セイバーと共作した楽曲で、彼女のヒット曲「Let Me Down」(feat. Stormzy)などを手掛けるエド・トーマスがプロダクションを担当。オリジナル・ヴァージョンは彼女の活動初期に制作されたもののリリースされることはなく、彼女と彼女のチームが発見する最近までハードディスクに眠っていたとのこと。約10年ぶりにこのトラックを取り上げた3人は「Loving You」に新たな命を吹き込み、オリジナル曲を創造させた荒削りなマジックに、ジョルジャの芸術的進化による深みを融合させています。
一方の「Don’t Let Me Go」は、「Loving You」と同時期に書かれたもので、再起と持続をテーマに、繋がりをもち続けることの素晴らしさを表現した作品。ジョルジャの「Little Things」などを手掛けるニュー・マシーンがプロデュースを担当し、マーヴェリック・セイバーもヴォーカルで参加。愛着と内省をテーマにした歌詞が深く切り込み、曲が終わってからも優美で切ないヴォーカルが余韻を残し、ジョルジャの並外れた感情表現力が際立つナンバーとなっています。