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浪江女子発組合、1年ぶりのワンマン・ライヴ開催 プロデューサー“あーりん”が後輩メンバーの誕生日をお祝い

浪江女子発組合   2023/02/20 12:54掲載
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浪江女子発組合、1年ぶりのワンマン・ライヴ開催 プロデューサー“あーりん”が後輩メンバーの誕生日をお祝い
 ももいろクローバーZ佐々木彩夏が総合プロデューサーを務める浪江女子発組合が、2月19日に東京・恵比寿ガーデンホールにてワンマン・ライヴ〈浪江女子発組合 出張公演 〜合同生誕祭〜〉を開催しました。

 浪江女子発組合は、福島県双葉郡浪江町を中心に「浪江発の風に乗せて、あなたに届きますように」をキャッチフレーズに掲げ活動をしているスターダストプラネット所属のグループ。2019年11月24日に浪江町で開催の「復興なみえ町十日市祭」にて誕生し、ももいろクローバーZの佐々木彩夏、AMEFURASSHIの愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花、B.O.L.T(ヨミ: ボルト)の内藤るな、高井千帆、2021年7月より加入した播磨かなの計8名のメンバー構成。

 この度、ワンマン・ライヴ〈浪江女子発組合 出張公演 〜合同生誕祭〜〉のライヴ・レポートが到着しました。

[ライヴ・レポート]
 開演時刻になると、グループ総合プロデューサーの佐々木彩夏がステージへ登場。後輩メンバー7人のために作った特大ケーキに飾りをつけながらホワイトチョコのメッセージプレートがなくなっていることに気が付くあーりん。今日は、あーりん主催の今冬11月〜2月生まれのメンバー7人のために開いた合同生誕祭。チャイムの音と共に、浪江女子発組合オリジナルのOvertureが鳴り響き、それぞれ誕生日パーティーをイメージした衣装でメンバーの8人が登場。

 記念すべき合同生誕祭の1曲目を飾るのは、浪江町の伝統的なお祭り“安波祭(あんばまつり)”がテーマとなっている疾走感溢れるナンバーの「ミライイロの花」。冒頭では、メンバー同士グラスを持ち乾杯をして、生誕祭がスタートした。1曲目からボルテージをあげるメンバーに負けじと、参戦しているファンの熱量も上昇し会場はすぐにあったまった。続けて、昨年リリースされた1stアルバム『花咲む』のリード曲にもなっている「ハレノヒの足跡」をパフォーマンス。途中あーりんからバースデーケーキが運ばれてくると、後輩メンバー全員でろうそくの火を消し、仲良くあーりんからのケーキを頬張った。仲睦まじい光景に、ファンからもお祝いの拍手が送られた。

 最初のMCではそれぞれの自己紹介を済ませ、「約1年ぶりのワンマン・ライブとなるのでみんなで楽しんで、合同生誕祭お祝いしていければと思います!」と総合プロデューサーの佐々木彩夏からあり、次曲「桜梅桃李夢物語」(ヨミ: オウバイトウリユメモノガタリ)を元気いっぱいに披露。曲中では、あーりんから後輩メンバーへ、バースデーハットが贈られるシーンも。続けてライブの定番曲「またキミと。」で、生誕祭では欠かせないプレゼント交換を実施。箱の中からそれぞれにぬいぐるみのプレゼントが贈られる中、最後に箱を開けた小島のもとへはサプライズであーりん人形が贈られ、会場からは大きな歓声に変わる拍手が沸き起こった。

 ここからは雰囲気を変えて、バースデイユニットコーナーへ突入。まずは11月生まれの高井、市川の2人がステージへ現れると、≠MEの人気定番曲「てゆーか、みるてんって何?」をカバー。アイドルのアイドルによるアイドルカバーで湧き上がる会場。続けて登場したのは、12月生まれ内藤、愛来の2人。先輩グループ私立恵比寿中学のメジャー・シングル2枚目収録「大人はわかってくれない」をカバー。等身大のメッセージを発信する2人に会場からは大きな拍手が湧き上がった。その後は2月生まれの小島、鈴木、播磨の3人が登場。3人ユニットアイドルの大先輩キャンディーズの「春一番」をカバー。会場が一足先に春が訪れたかのようなあたたかい空気に包まれた。拍手に包まれた会場より最後に登場したのは、一緒に誕生日をお祝いされたかった佐々木彩夏。2020年にリリースした自身の1stアルバムのリード曲となっている「ハッピー♡スイート♡バースデー!」を自身、そして生誕祭に招いたメンバー全員にお祝いの気持ちをこめてパフォーマンスしたユニットコーナーが終わり、それぞれのカバー楽曲への感想を語り合い、ここでしか見ることのできなかった貴重なパフォーマンスを全員で回想した。

 ここからはグループの楽曲に戻り、「ラストスパート盛り上げていければと思います!」と会場の熱気を再度あげると、毎年元日に浪江町で行われている「あるけあるけ初日詣大会」がテーマになっている楽曲「あるけあるけ」、浪江町で毎年4月に行われる花火大会の情景をテーマに“再会”を描いた「つながる、ウンメイ」の2曲を、力強く思いを込めた歌声で届けた。その後グループの原点とも言える、ライブ定番曲「なみえのわ」を披露し、暖かい拍手がファンより起こり会場が暖かな空気に包まれた。「ラストスパート!まだまだ盛り上がっていきましょー!」と会場のテンションを上げると共に、最後は「それぞれのハタ」を意気のあったダンスパフォーマンスで会場のボルテージが最高潮になったところで本編が終了。

 約1年ぶりのワンマンライブに感動を抑えきれないファンから、溢れんばかりの拍手によるアンコールが沸き起こる。期待に応えグループのグッズトレーナーを着用したメンバーが再登場。まず登場したのは、高井、播磨の2人。THE・王道アイドルと言わんばかりの疾走感溢れるアップテンポなデュエット・ナンバー「バディ・フィルム」をパフォーマンス。全力のダンスと歌唱は、これぞアイドルと言わんばかりの姿に会場のファンからは拍手が巻き起こる。続けて登場したのは、愛来、市川、小島、内藤の4人。ミュージカル調のダンス・ナンバー「ロマンスはエチュード」を息の合ったダンスで会場を魅了する。ステージは暗転、雰囲気は一変し、佐々木と鈴木がステージ上へ。ミドル・バラード・ナンバーとなる「二十歳」をハートフルに歌いあげた。

 最後に全メンバーがステージへ集まり、ラストはメンバー全員での歌唱は初となる、浪江町のゆるキャラ“うけどん”をテーマにしたあーりん内藤ペアの楽曲「ほれ、あいべ!」をパフォーマンス。可愛らしいパフォーマンスに会場が笑顔で包まれ、大団円で終演を迎えた。

 最後のMCにて佐々木彩夏からは、「私たちは私たちなりに活動をしていきますので、これからも一緒に進んでいけると嬉しい」と会場に来てくれた人たちへの感謝を述べ、〈浪江女子発組合 出張公演 〜合同生誕祭〜〉を締めくくった。


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写真: RYOHEI TSUKADA

浪江女子発組合 出張公演 〜合同生誕祭〜
2023年2月19日(日)
東京 恵比寿ガーデンホール

セットリストプレイリスト
open.spotify.com/playlist
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