アニメのサウンドトラックやCM、TVドラマ、映画音楽など数々のプロジェクトに参加してきた
Jun Futamataが、新曲「Hann Kemur I Kvold」を3月8日に配信リリースしています。
アイスランドのシガーロススタジオにてレコーディングを敢行し、そこで生まれた作品をリリースする第2弾のシングルとなります。あわせて、楽曲のミュージック・ビデオも公開。今作は、今年秋にリリースされるオリジナル・フル・アルバムにも収録予定となっています。
全編アイスランド語で歌われる本作は、北欧アイスランド最大級の音楽フェスAirwavesにてオープニングアクトを勤め、さらにÓlafur Arnaldsのピアノrework作品に抜擢されるなど、最前線で活躍する若手最注目ピアニストMagnús Jóhannと、2021年アイスランド音楽賞フォーク・アルバム・オブ・ザ・イヤー、女性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた実力派シンガーJelena Ćirićをゲストに迎えた意欲作となっています。
本作についてJun Futamataは「何万年も前に凍った氷河の中に閉じ込められた気泡や、剥き出しの姿のままの大地。何を選び、何を守るのか。これからの私たちと、遠い過去の時間に想いを馳せてできた曲です」とコメントしています。
氷河に閉じ込められた太古の時間が、溶けて海と融合するように、JunとJelena、ルーツの違うふたりの声が、やがて溶け合いリズムを産んでいきます。重なり合う歌声を、美しく響くピアノのフレーズが包み込む、次代を予感させる、オーガニックなサウンドの楽曲となっています。
また、今秋リリース予定の「Jun Futamata 2nd Album」アナログ盤予約ページも公開されました。
現在放送中のTVアニメ『
REVENGER』(
藤森雅也監督・
虚淵玄ストーリー原案)の劇伴を手がけるなど、ポストクラシカルやアンビエント、現代音楽から、環境音楽、ミニマル、クラシック、エレクトロニカに至るまで、幅広いリスナー層を魅了する彼女が作り出す最新作に期待が集まっています。