ロック・バンド“
神はサイコロを振らない”が書き下ろした新曲2曲が、
波瑠主演ドラマ『愛しい嘘〜優しい闇〜』の主題歌と劇中歌にダブルで起用されることを発表。あわせて、1月21日(金)に主題歌「イリーガル・ゲーム」をデジタル・リリース、3月2日(水)に1stフル・アルバム『
事象の地平線』を発売することを発表しています。
神はサイコロを振らないが、全国ネットのドラマ主題歌を担当するのは初めてのこととなりますが、映像作品の主題歌・劇中歌ダブル起用も初めてとなります。
ドラマ『愛しい嘘〜優しい闇〜』は、渦巻く“嘘”と“闇”、“愛憎”が引き起こす同級生“連続不審死”事件を描いた、最後の最後まで予測不能で超高速展開で二転三転する本格ラヴ・サスペンス。主演の波瑠を筆頭に、
林遣都ら実力派キャストが集結した作品となっています。
主題歌として書き下ろされた「イリーガル・ゲーム」は、サスペンス・ドラマの世界観に寄り添うかのような、緊張感漂うストリングスとピアノで、冒頭から妖艶な世界観を表現。ドラムとベースによるグルーヴィーなリズム・セクション、要所要所で楽曲の世界観を広げるギター・リフやフレーズは本楽曲でも健在で、そんな多彩なサウンドの中心には、存在感を増したヴォーカル柳田の歌声がど真ん中に存在するシリアスでありながらもダンサブルな要素も含まれたアッパーな楽曲に仕上がっています。
また、劇中歌の「あなただけ」は一転、神はサイコロを振らないの真骨頂とも言えるバラード。“たった1人を心から愛している”というテーマは両楽曲に共通するものの、1つのドラマで全く雰囲気の異なる2曲が、ドラマをどのように色付けしていくことになるのか注目。神はサイコロを振らないの放つ強いメッセージ性、そして音楽性の振り幅も大いに感じられるドラマとなっています。
新曲「イリーガル・ゲーム」「あなただけ」は1stフル・アルバム『事象の地平線』に収録。「イリーガル・ゲーム」の楽曲は、ドラマ『愛しい嘘〜優しい闇〜』の初回放送(1月14日[金]23:15〜)にて初披露されます。
なお、神はサイコロを振らないは、1stアルバム・リリース後に東京・日比谷野外音楽堂、大阪・大阪城野外音楽堂で〈東阪野音Live 2022「最下層からの観測」〉を開催。詳しくはオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント]最初、主題歌候補として2曲のデモを頂き、「イリーガル・ゲーム」は初めて聴いた時、カッコよすぎて震えました。早くドラマの映像に載せてみたいと思いました。しかし、もう1曲の「あなただけ」も神サイ・ファンとしては捨てがたい名曲だなと…。結局、劇中歌として残せないかとお願いしました。全話の中で、ここぞ!という時にかけさせて頂きたいと思っております。――『愛しい嘘〜優しい闇〜』プロデューサー テレビ朝日 大江達樹デビューをして1年ちょっとしか経たない我々に、ドラマ「主題歌」書き下ろしのありがたいオファーを頂いた後、まずはドラマの台本を重責に震えながら読ませて頂いたのですが、次第に壊れていく平穏な日々の様子に引き込まれるだけでなく、望緒をはじめとする登場人物それぞれの人間ドラマとしても非常に読み応えのある作品でした。これから監督や俳優の皆さん、制作スタッフの皆さんが映像という形で命を吹き込んでいく事と、そして僕らの楽曲がドラマ「愛しい嘘〜優しい闇〜」の物語と溶け合い混じり合っていく事を楽しみにしています。そんな素晴らしい作品とスタッフさん達が、対極に位置する二つの楽曲を産み出すきっかけを与えてくれたことにより、“神はサイコロを振らない”というバンドの持つポテンシャルを存分に引き出してくれた事にも感謝しています。主題歌の「イリーガル・ゲーム」は、愛執染着を題材にし、生々しい愛情の歪み、人の心の脆さなどの描写を濃く描いており、その言葉達と共鳴するように艶めかしいメロディやサウンドが生まれていく様を見ながら自ら震えていました。相反する劇中歌の「あなただけ」は、弾き語りのデモ段階から世界観が完成されており、音楽家としてこの楽曲を生み出せた事を誇りに思えるほど自信のある作品です。ドラマを観る際には、是非楽曲にも耳を傾けて頂ければと思っています。――神はサイコロを振らない 柳田周作(vo)