the pillowsの
山中さわおがプロデュースで参加したことでも話題を集めたメジャー1stアルバム
『BRAIN MAGIC SHOW』をリリースした
カミナリグモが、2月11日(金)東京・渋谷CLUB QUATTROで全国ツアーのファイナルを迎えました!
メンバーの上野啓示(vo、g)、成瀬篤志“ghoma”(key、cho)のふたりに加え、the pillowsのサポートをつとめる鈴木淳(b)、元
くるりの森信行(ds)という超強力なリズム隊を迎えて全国を廻ってきたカミナリグモ。この日のオープニングは、アルバム・タイトル曲の「Brain Magic Show」「こわくない」と2曲を披露。MCを挟んでシングル「ローカル線」と、徐々に会場のグルーヴを上げていく。
これまでのライヴよりも、拍手も男性の野太い歓声も一段と大きく、雪が降るあいにくの天気にも関わらず全国から駆け付けたファンの期待に応えた彼ら。中盤のMCでは「少年っぽいところがあるけど(笑)、僕も再来月で30歳。その前にメジャー・デビューできてクアトロでワンマンができてよかった」と上野。近年バンドの状況が好調であることに手応えを感じ、これからの活動に対する決意、覚悟を語っていました。
「5〜6年前、いろいろあって作った曲」と前置きして歌われた「春のうた」。そして同じく初期の名曲「王様のミサイル」をアコースティック・ギターで切々と奏で、アンコールでは、この日のライヴのチケット購入特典だった未発表曲「SCRAP SHORT SUMMER」をバンド・ヴァージョンで披露。そして、二度目のアンコールでは、上野、成瀬だけで「美しい世界」を演奏して、充実のステージはフィナーレ。
新作リリースも決まった(現在制作中!)カミナリグモ。山中さわおに「良い音楽しか作らない」と言わしめたそのセンス&スキルがみなぎる新曲をお楽しみに。