プリンスが生前に“雪をも溶かすほどの(温かな)歌声”と絶賛したブルーノート・レーベル新世代シンガー・ソングライター / ピアニスト、
キャンディス・スプリングス(Kandace Springs)が新作『ブラック・オーキッドEP』を4月20日に配信リリース。収録曲の
スタイリスティックスをカヴァーした「ピープル・メイク・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」のミュージックビデオがYouTubeで公開されています。
本作は、2016年に発売されたデビュー・アルバム『
ソウル・アイズ』以来約2年ぶりとなる新作。プロデュースを手掛けている
カリーム・リギンスは、
J・ディラの長年のパートナーとして知られ、
コモンや
エリカ・バドゥ、
カニエ・ウェストらを手がけてきたプロデューサーであり、また
ポール・マッカートニーや
ダイアナ・クラールから声のかかるベテラン・ドラマーです。
タイトル曲「ブラック・オーキッド」は、
ノラ・ジョーンズの代表曲「ドント・ノウ・ホワイ」のソングライターである
ジェシー・ハリスが作曲、ハリス自身もギターで参加しています。さらに「ピープル・メイク・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」のほか、すでにライヴで披露され、ファンには馴染みのある
ロバータ・フラックの大ヒット曲「ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソウ・ユア・フェイス」を収録。
なお、スプリングスは今夏に行なわれる
ダリル・ホール&
ジョン・オーツと
トレインの共同ヘッドライン北米ツアーのオープニング・アクトに抜擢。5月1日のカリフォルニア・サクラメントを皮切りにシカゴ、フィラデルフィア、トロント、ニューヨーク、ロサンゼルス、そしてスプリングスのホームタウンであるナッシュヴィル、さらに8月11日のワシントン・シアトルまで北米35都市を巡る予定となっています。