菅野よう子 2005/02/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
『カウボーイビバップ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などのアニメ作品に加えて、昨年は、おもちゃ箱をひっくり返したようなバラエティに富んだポップな楽曲が評判を集めた、
深田恭子&
土屋アンナ主演の映画『下妻物語』の音楽を手掛け、また
SMAPに楽曲を提供したりするなど、これまで以上に多彩な仕事ぶりが注目された、曲・アレンジ・演奏などを全て一人でこなすマルチ・アーティスト、
菅野よう子。その彼女が今年新たにチャレンジしたのは、なんと時代劇。4月16日に劇場公開される、
市川染五郎&
宮沢りえ主演の映画『阿修羅城の瞳』(
滝田洋二郎監督)の音楽を手掛けています。
なんでも同映画では、得意とするストリング、コーラスワークに加え、馬頭琴や笛といった、アジア楽器を随所に取り入れたサウンドを展開しているとのこと。同映画の
オリジナル・サウンドトラック(VICL-61582 \1,785(税込)・写真)は、劇場公開の直前である4月13日にリリースされる予定なので、菅野よう子の描くジャポネスク伝奇ラブ・ストーリーの世界を少しでも早く堪能したい方は、同サントラをお忘れなく! なお、本アルバムに、エンディング・テーマとして使用される、
スティングによるジャズ・スタンダード・ナンバー「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」のカヴァーが収録されるかはどうかは、まだ不明です。