米シアトル在住、ジャズ・ドラマー / プロデューサーとして、リズムの無限の可能性を生み出し続ける
カッサ・オーバーオール (KASSA OVERALL)が、すでに完売した10月19日 (木) の東京公演を皮切りとした日来日ツアーを目前に控え、
デューク・エリントン の名曲「In a Sentimental Mood」を再構築したメランコリックな新曲「2 Sentimental」をリリースしています。
本楽曲の歌詞は、パンデミックのピーク時にカッサがマンハッタンのミッドタウンに住み、経済的ストレスが高まっていた時期に書かれたもの。彼はタイムズ・スクエアのピザ屋の外に座り、近くのミュージシャン組合に残留小切手を受け取りに行くのに失敗した後、絶望感を感じながら「2 Sentimental」を書き始めました。アウトキャストの名曲「Git Up, Git Out」の強いメッセージをもじった歌詞で曲はスタート。批評家から絶賛されるアーティストでありながら、一文無しで、インターネットで金をせびらなければならないという逆説的な経験について振り返っており、原曲のバラードを、パンデミック後の経済的激動の時代を生き抜こうと奮闘するミュージシャンたちの賛歌へと見事に変貌させています。
なお、カッサ・オーバーオールは、10月19日(木)の東京公演のほか、翌20日(金)に大阪・Billboard Live OSAKA公演、そして21日 (土)には〈朝霧JAM 2023〉にも出演します。来日公演の各会場では、今回のジャパン・ツアー限定Tシャツの発売が決定。BEATINKオフィシャル・サイトにて予約受付中です。会場では、その他、ワールド・ツアー・グッズの販売も予定されているとのことです。
今年3月に名門レーベル「ワープ」との電撃契約を発表し、5月26日にリリースされた最新アルバム『
Animals 』は、全ての楽曲でジャズとヒップホップとエレクトロニクスが絶妙に融合した新鮮な作品となっており、ジャズの新しい未来を切り開いてくれるような一作。そんなカッサ・オーバーオールの単独公演では、
トモキ・サンダース やイアン・フィンク、ベンジー・アロンスなど豪華なミュージシャンがバンドメンバーとして集結します。
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Photo by Nayquan Shuler