日本を代表するパーカッショニストとして国内外で活躍する
加藤訓子が主宰する、アーティスト・インキュベーションを目的とした新人育成のプロジェクト“inc. ”のオープニングイベントが5月6日(金)〜8日(日)にかけて神奈川 相模湖交流センターで開催。イベントでは、〈参加者によるガラパフォーマンス〉や、正富明日香、鈴木 彩、木村摩耶、篠崎陽子ら各人によるリサイタルやコンサート、各種レセプション等のほか、イベント初日には加藤訓子が
ライヒのカウンターポイント全4曲を打楽器&テープの形にオフィシャル・アレンジした〈kuniko plays reich〉のコンサートも予定されています。
プロジェクト名の“inc. ”は、英語の“incubation”(インキュベーション)のこと。“インキュベーション”は、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典によれば、「保育器 (インキュベーター) から派生した言葉で、アイデアも人間の子供と同様に、どんなに優れた素質を持っていても、しかるべき保護を加えて育てなければ物にならないという意味で、インキュベーションと称している」とされる言葉です。
主宰の加藤はこのプロジェクトにおいて、インキュベーターとして、またアーティスティック・ディレクターとして、これまで国際的に培ったプロの演奏家としての経験とスキルを活かし、ハンズオンで若手演奏家の将来につながる機会と場を一緒に創造していくことを目的としています。