昨年リリースしたアルバム『BACH』が英リン・レコーズ(Linn Records)の年間ベスト・セリング・アルバムに輝き、日本では〈第10回CDショップ大賞2018〉の“クラシック賞”を受賞するなど、日本を代表するパーカッショニストとして国内外で活動する
加藤訓子が、全パートを自身の演奏で多重録音した新作アルバム『
スティーヴ・ライヒ: ドラミング』(CKD-613S オープン価格)を10月12日(金)に全世界同時リリース。11月8日(木)には、東京・赤坂 サントリーホール ブルーローズで本作のグローバル・リリースを記念した東京公演を開催します。
欧州時代にダンス・カンパニー“
ローザス”のワールド・ツアーに参加し、
アンサンブル・イクトゥスとも数多くのライヴを重ねてきた加藤。本作では、パーカッション(ボンゴ、マリンバ、グロッケンシュピール)、ヴォイス、ピッコロ、口笛の計12パートすべてを自身の演奏で多重録音し、「ドラミング」の持つ最上のディテールを紡ぎ出すことに挑んでいます。
ライヒ自身も加藤の作品に対し、「一人の奏者が全パートを演奏した初めての録音作品。結果、最上のディテールとともに驚くべき明晰さで捉えている。おおいなる喜びの発見である」と絶賛。加藤による「ドラミング」ソロ・オーバーダブでのアルバムとそのライヴ版は、作曲家と出版社(Boosey & Hawkes)が正式許諾した世界初のソロ・ヴァージョンです。