ローアングルやクローズアップといった特徴的な撮影スタイルで、時代劇・任侠映画など多くの名作を世に送り出した映画監督、
加藤 泰(かとう たい)。今年8月に迎える生誕100年を記念し、東京国立近代美術館フィルムセンターでは7月12日(火)〜9月4日(日)まで大回顧特集を開催。彼が監督をつとめた計47本の作品から、短篇2本、長篇41本、テレビ1本の計44本が42プログラムに組まれて上映されます。詳しい作品リストや上映スケジュールなどはオフィシャル・ページ(
www.momat.go.jp/fc/exhibition/katotai-2016-7_8)をご覧ください。
監督の生誕100年を記念し、東映ビデオが発行しているフリーペーパー「東映キネマ旬報Vol.27」では特集記事を掲載(インタビュー:
富司純子 / 東京国立近代美術館フィルムセンター研究員・大澤 浄による作品背景の解説 /
篠崎 誠監督からの寄稿 /
相米慎二監督インタビューの再録)、また10月5日(水)には東映ビデオより、初DVD化となる『真田風雲録』(1963年)、『懲役十八年』(67年)、初のソフト化を果たす『骨までしゃぶる』(66年)、『昭和おんな博徒』(72年)などのリリースも決定しています。
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