1998年に東京・赤坂 サントリーホールで
小林研一郎指揮
日本フィルハーモニー交響楽団との競演により日本デビューを果たしたヴァイオリニストの
川畠成道が、今年でデビュー20周年を迎えることを記念し、アルバム『
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006』(VICC-60951〜2 5,000円 + 税)を8月22日(水)にリリース。
川畠は1971年、東京生まれのヴァイオリニスト。幼少期に視覚障害を負いながらも、桐朋学園大学卒業後に英国王立音楽院へ留学し、同音楽院史上二人目となる“スペシャル・アーティスト・ステイタス”の称号を授与され、97年に首席で卒業しました。99年に発表したデビュー・アルバム『歌の翼に』と翌年発表した2ndアルバム『
アヴェ・マリア』は、クラシック界では異例ともいえる20万枚の大ヒットを記録しています。デビュー当初より国内外で積極的にチャリティ・コンサートを行なっているほか、2017年には文部科学省の“スペシャルサポート大使”に就任されるなど、幅広い活動でも知られています。
本作は、川畠がかねてより“20周年のその年に”と心に決めていた、
J.S.バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』全曲を録音したもの。ヴァイオリニストにとってのバイブルにして、ヴァイオリン音楽の最高峰とも評されるこの作品に、バッハを心から崇拝するという川畠が満を持して対峙しています。
川畠は本作の発売に際し、〈〜20th Anniversary Concert〜 第15回川畠成道ソナタシリーズ2018 J.S.バッハCDリリース記念コンサート〉を9月8日(土)に東京・四ッ谷 紀尾井ホールで開催します。