東京都交響楽団首席奏者を経て、現在ではソリスト / 室内楽奏者として活躍するヴィオラ奏者の
川本嘉子と、医師でありながらピアニストとしても活躍し、国内の音楽家たちから厚い信頼を寄せられる
上杉春雄が、2017年12月8日(金)に東京・富ヶ谷 Hakuju Hallで開催される〈第31回 ワンダフルoneアワー〉に登場します。
クラシックのコンサートといえば、夜の公演が多く、しかも2時間以上かかってしまうもの。「忙しいから難しい」「夜の外出はちょっと……」といった理由で行くことを諦めてしまう方におすすめしたいコンサート・シリーズが〈ワンダフルoneアワー〉。本シリーズは昼夜2回の公演で、かつ公演時間が1時間に凝縮された“音楽のエスプレッソ”と呼べるコンサートです。
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)や
小澤征爾ら世界的な巨匠からも信頼が厚く、古典から現代曲までと幅広いレパートリーを持つ川本と、長年共演を続ける上杉。2006年にリクライニング・コンサートに登場した名デュオが今回奏でるのは、
シューマンの「詩人の恋」と
ブラームスの「4つの厳粛な歌」です。シューマンとブラームスの“詩”と“歌”を、人の声に最も近いと言われる楽器であるヴィオラで味わえる、円熟のデュオならではの充実した公演内容が予定されています。
©Takahiro Hoshiai