路上での演奏活動を始めた2002年から10年、
I WiSHのメンバー“ai”としてデビューした2003年から10年。2012年から2013年にかけて2度のアニヴァーサリー・イヤーを迎える
川嶋あいが、歌手になることを誓った母親の命日である8月20日、毎年恒例のワンマン・ライヴを東京・渋谷公会堂にて開催。記念すべき10回目の開催ということで、“初心の気持ちで歌う”という思いを込めて10年前と同じセットリストで臨むスペシャルなライヴとなりました。
ライヴは、川嶋が初めて手売りした幻のミニ・アルバム『この場所から…』収録の「ガラスの中の私」、5th手売りCD『明日を信じて…』収録の「シャングリラ」と、ストリートで演奏していた時代の楽曲からスタート。このサプライズにファンは歓喜! それに応え川嶋は「10年前のあの日にタイムスリップした新鮮な気持ちで一生懸命歌います。今日は(渋谷公会堂を)世界一のステージにします!」とMC。10年前とは一味違う、貫禄のパフォーマンスを披露しました。
鳴り止まぬ歓声に応えたアンコールでは、「見えない翼」「My Love」「旅立ちの日に…」と代表曲を披露。「今まで毎年この8月20日ライブが終わると、“来年は今年を上回るライヴをする為にどんな演出をしよう”って考えていたんですけど、私には毎年変わらず来て下さるファンの皆さんやスタッフ、大切な人達がいるこの温かい空間があるという事が何よりも幸せなんです。なので今日は何よりも大切な皆さんの前で“ずっと歌い続けていく”ことを約束します。ありがとうございます」とコメントし、ラストには母親に向けて書かれた楽曲「…ありがとう...」を歌唱。「みんなが胸を張って“川嶋あいのファンだよ”って言えるような存在になりたい。今日集まって下さった私の大切な皆さん、本当にありがとう!」とファンに感謝の気持ちを述べ、閉幕となりました。