フランス文学界で最も知られ、時代を作り上げたアーティストとしても今なお人々を魅了し続ける女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの半生を描いた映画「Colette」が、邦題「コレット」として5月17日(金)より東京・有楽町 TOHOシネマズ シャンテ、東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開されることが決定。映画のポスター・ヴィジュアルが公開されています。
シドニー=ガブリエル・コレットは、自著作品を舞台化する際に当時無名の
オードリー・ヘプバーンを主役に大抜擢し、ヘプバーンを一躍スターにした立役者として知られ、またファッション・デザイナーの
ココ・シャネルや
ジャン・コクトーら多くの芸術家に愛された唯一無二の存在としても知られています。
本作は、片田舎に生まれ育った自由奔放な少女コレットが、フランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになるまでの波乱と情熱に満ちた半生を映画化したもの。男性優位の時代でも慣習やジェンダーにとらわれることなく、あらゆる分野で才能を開花させて力強く生きたコレットが描かれています。
監督・脚本を務めたのは、『
アリスのままで』などの作品で知られる
ウォッシュ・ウェストモアランド。『
はじまりのうた』の
キーラ・ナイトレイが知性と行動力を持ち合わせるエネルギッシュなコレットを演じたほか、『
ザ・スクエア 思いやりの聖域』の
ドミニク・ウエスト、『
ハリー・ポッター』シリーズの
フィオナ・ショウらがキャストに名を連ねています。
© 2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
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「コレット」2019年5月17日(金)より東京 有楽町 TOHOシネマズ シャンテ、東京 新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー
colette-movie.jp[あらすじ]
フランスの田舎町で生まれ育ったコレット。14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。コレットは夫とともに芸術家たちの集うサロンで、享楽の世界に浸っていた。そんな中、コレットの才能にいち早く気が付いたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した「クロディーヌ」シリーズは、社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。しかし、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気と抑圧に苦しめられることとなる。激動の時代に流されることなく、心の声に従って愛と自由を手にしたひとりの女性。ありのままの自分でいるため、あらゆる困難と闘いながらも、最後まで自分自身に正直であり続けようとする意志は揺らぐことはなかった。自らの力で切り開いた道の先にコレットが見つけた“希望”とは――。出演: キーラ・ナイトレイ / ドミニク・ウェスト / フィオナ・ショウ / デニース・ゴフ / エレノア・トムリンソン ほか
監督: ウォッシュ・ウェストモアランド
脚本: リチャード・グラッツァー / ウォッシュ・ウェストモアランド / レベッカ・レンキェヴィチ
2018年 / イギリス・アメリカ / カラー / 英語 / 111 分 / シネマスコープ / 5.1ch / PG12
字幕翻訳: 山門珠美 配給: 東北新社 STAR CHANNEL MOVIES