テクノ・アーティストの
KEN ISHIIが、新曲「Liver Blow」を7月15日に発表しました。通常のステレオ・ミックスのほか立体音響が楽しめる360 Reality Audioヴァージョンもあり、KEN ISHIIのオフィシャルYouTubeチャンネルでは、360 Reality Audioヴァージョンの音源と、画家 / ヴィジュアルアーティストのAKIKO NAKAYAMAが手がけた映像からなるミュージック・ビデオが公開されています。
また、 Original Mixに加え、レーベル「SPECTRA」を主宰する
Hiroyuki ArakawaとスペインのプロデューサーPushmannによるリミックスも同時にリリースされました。配信のほか、フィジカルではWAVファイルのオリジナル・ミックス&リミックス2曲とAkiko NakayamaとのコラボレーションMVを4Kで収録(いずれも音源はステレオ)するKEN ISHIIのロゴが点滅するオリジナルUSBメモリに、Akiko Nakayamaのヴィジュアルをプリントしたポストカードが付いたスペシャル パッケージが70 Drums Web Storeで限定販売されます。
[コメント]今回のリリースにあたり、その映像の方向性を定めるべく国内外の様々な映像作家さんの作品を拝見している中、Nakayamaさんの唯一無二のオリジナリティにとても興味を持った。そのアライブ・ペインティングという手法もさることながら、まるで生きているかのような対象物の動きや、プログラムでは制御できないであろう予測不可能な展開に驚愕し、ぜひMVをお願いしたいとの運びになった。出来上がった作品もまさにAkiko Nakayamaワールド全開で、いまだ持って観る度に鳥肌が立つほど。いつかNakayamaさんのアライブ・ペインティングとのコラボ・パフォーマンスをやってみたい。――KEN ISHII360 Reality Audioはライブで体感するのとも、ヘッドフォンで没入するのとも、異なる音楽体験という印象でした。Liver Blowという曲が、音を立体的にどう配置して構築するのかによって印象も大きく変わるので、音楽を聴く中でイマジネーションの中で冒険できるワールドの感触や広がりが多様に変わってくることがとても新鮮でした。それによって、色彩や水の動きも変化を持たせたり、描くことが楽しかったです。――AKIKO NAKAYAMA