ケン・ローチ監督の最新作映画「家族を想うとき」が、12月13日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、東京・新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー。公開に先駆け、予告編と日本版ポスター・ヴィジュアルが公開されています。
『
わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していた、イギリスを代表する名匠ケン・ローチ監督が引退宣言を撤回してまで描いた本作は、イギリス北東部のニューカッスルを舞台に、過酷な労働条件で働く父と、父を少しでも支えようと互いを思いやり懸命に生き抜く母と子供たちとの美しく力強い家族の絆を描くヒューマン・ドラマ。キャストにはクリス・ヒッチェンズ、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクターらが名を連ねています。
この度公開された日本版ポスター・ヴィジュアルは、イギリスの美しい夕暮れの田園風景を背景に主人公のリッキーたち家族4人が並び、「毎日、抱きしめて」というコピーが添えられています。
なお、9月17日(火)のNHK「クローズアップ現代+」では、ケン・ローチ監督と
是枝裕和監督の対談の様子を収めた「是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と“社会”を語る」が放送予定。英ロンドンで行われた対談では、自らケン・ローチ監督を師だと仰いでいる是枝監督の思い、お互いのキャストへの演出へのこだわりや、両監督が「映画が不寛容な社会にできること」をテーマに熱く語ります。
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