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ケニー・G、スタン・ゲッツをサンプリングしたニュー・シングルを発表

ケニー・G   2021/11/15 13:30掲載
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ケニー・G、スタン・ゲッツをサンプリングしたニュー・シングルを発表
 ニュー・アルバム『ニュー・スタンダーズ』を12月3日(金)に発表するサックス奏者、ケニー・Gが、アルバムからの2ndシングルとして同じくサックス奏者のスタン・ゲッツのライヴ音源をサンプリングした「レガシー(フィーチャリング・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ)」を発表しました。この曲で、ケニー・Gはサンプリングしたゲッツの音源から現代の最新レコーディング技術により新しいメロディを作り出し、サックス奏者二人のデュエットを実現させています。

 ケニー・Gはこの曲について「〈レガシー(フィーチャリング・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ)〉は、サックスの偉大なマスターの一人であるスタン・ゲッツへのオマージュとして制作されました。スタン・ゲッツのサウンドを念頭に置いて書かれており、非常に高度な現代技術を用いて、音をサンプリングし、スタンが演奏したことのないまったく新しいメロディを作ることができました。スタン・ゲッツとデュエットできることを光栄に思っています。これまでスタンの音楽を聴いたことがない人にも、私と同じように、“The Sound”というニックネームを持つ彼の音楽に感動してもらえればと思います」とコメントしています。

 新アルバム『ザ・ニュースタンダーズ』は、50年代、60年代のジャズ・バラードからインスピレーションを得たオリジナル曲で構成。共同作曲者として、フランク・シナトラレイ・チャールズらの作品にも携わってきたグラミー受賞アーティストのランディ・ウォルドマン、長年にわたってケニー・Gと共作してきたウォルター・アファナシエフ、そして前作『ブラジリアン・ナイツ』にも参加していたピアニスト、サム・ハーシュが参加しています。また、ケニー・Gは今作をセルフ・プロデュースして、自身のトレードマークであるソプラノ・サックスをアルバムの約半分の曲で披露、もう半分ではテナーとアルト・サックスを披露。また、60年発表のジョン・コルトレーンの不朽の名曲「Naima」を見事に“ケニー・Gスタイル”に仕上げたボーナス・トラックをSHM-CD仕様の日本盤には収録しています。さらに、日本盤CD(初回プレス盤のみ)には“ケニー・G直筆サイン”が抽選で50名様に当たる応募券も封入されます。

 「このアルバムでは、思い通りの“音”を再現したいと思いましたが、自分のやり方でやりたかったので、みずから作曲しなければなりませんでした。そこで私は、愛すべきジャズ・スタンダードの“心と魂”を捉えた曲を作曲・演奏し、“私のやり方”で録音することにしました。これは素晴らしい(そして骨の折れる)愛の仕事であり、その結果をとても誇りに思える作品になったと思っています」とケニー・Gは新作についてコメントしています。


Photo by Art Streiber

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