東京・吉祥寺バウスシアターの元館員という経歴を持ち、演奏活動の傍ら映像監督、楽曲提供、執筆など多岐にわたる活動をしている井手健介が、2012年より率いている自身の不定形バンド“
井手健介と母船”の2ndアルバム『Contact From Exne Kedy And The Poltergeists(エクスネ・ケディと騒がしい幽霊からのコンタクト)』(CD PCD-26075 2,600円 + 税)を4月29日(水)にリリースします。
1stアルバム『
井手健介と母船』以来約5年ぶりとなる本作は、“Exne Kedy And The Poltergeists(エクスネ・ケディ・アンド・ザ・ポルターガイスツ)”なる架空の人物をテーマにした、官能的でセンセーショナルなコンセプト・アルバム。
クラシック・ギターをベースに、幽玄極まるサイケデリック・サウンドを展開していた前作から一転、サウンド・プロデューサーに
ゆらゆら帝国や
OGRE YOU ASSHOLEなどを手がけ、自らも2020年2月に23年ぶりのソロ・アルバム『
formula』を発表したばかりの
石原 洋、レコーディング・エンジニアに中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎え、デカダンスの香りを纏うグラマラスで摩訶不思議なロック・サウンドを展開しています。
ゑでゐ鼓雨磨(
ゑでぃまぁこん)との共作「ささやき女将」や、前作収録の「ロシアの兵隊さん」の華麗なる再録ヴァージョン、映画「バンコクナイツ」のトリビュート12インチ「おてもやん・イサーン」(2017年)としてすでにリリースされていた代表曲「おてもやん」の邪悪な空気を纏ったオリジナル・ヴァージョンなど全9曲を収録。
また、“母船”の新たな“乗組員”として、本作より北山ゆう子(ds)とmmm(cho,fl)が加入。さらにゲストとして
mei ehara(vo,cho)に、大山 亮(key /
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)も参加しています。