フレッド・ハーシュや
ブラッド・メルドーが絶賛する秀英ピアニスト、
ケヴィン・ヘイズ(Kevin Hays)と、
パット・メセニーや
マーカス・ミラー、
ハービー・ハンコックらのグループに参加し、抜群のテクニックと美しい音色を誇るハーモニカ奏者、
グレゴア・マレ(Gregoire Maret)がデュオ公演を6ヶ所7公演に亘り開催。1月31日(水)の静岡・Lifetimeを皮切りに、2月1日(木)に愛知・名古屋 STAR EYES、2日(金)に東京・武蔵野スイングホール、5日(月)、6日(火)に京都・Le Club Jazz、8日(木)に東京・新宿 Pit Inn、9日(金)に東京・南青山 Body & Soulで行われます。
ケヴィン・ヘイズは1968年、米ニューヨーク生まれ。6歳でピアノを始め、15歳でプロとして活動を開始。マンハッタン音楽院でジャズを学んだ後、
ベニー・ゴルソンや
ジョー・ヘンダーソンらのバンドに参加し、世界中で演奏活動を展開。1994年、ブルーノートと契約してリーダー作を発表。とくに2008年に発表した『Seventh Sense』はメディアから高い評価を獲得しました。現在はさまざまなセッション活動に加えて、ロブ・ヨーストと
グレッグ・ジョセフとのプロジェクト“ニュー・デイ・トリオ”でも活動。2015年にグレゴア・マレをゲストに迎えたアルバム『A New Day』を発表、続いて2016年に最新作『
ノース』をリリースし話題となりました。
グレゴア・マレは、1975年スイス・ジュネーブ生まれ。アフリカ系アメリカ人の母親と、スイス人で地元のジャズ・ミュージシャンである父親のもと、音楽に囲まれた環境で育ちました。17歳でハーモニカを始め、ジュネーブの名門音楽学校に入学。卒業後は、米ニューヨークのニュー・スクール音楽大学でジャズを学ぶため渡米。同校で研磨を積んだ後、2005年に
パット・メセニー・グループに参加。参加作品『
ザ・ウェイ・アップ』は同年の〈グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム〉を受賞しています。また、ジャズ・シーンのみならず、2010年5月には〈The Concert for the Rainforest〉で
エルトン・ジョン、
スティングらと共演を果たし、近年はヘイズとのデュオ・プロジェクトが話題となるなど、幅広い活動を展開しています。