クロス・ジャンルしながら変貌を遂げる現代ジャズ・シーンで活躍するトランペッターの
キーヨン・ハロルドら、精鋭ミュージシャンが参集した新ユニット“ニュー・マスターズ”が始動。メンバーは、ハロルドのほか、イマニュエル・ウィルキンス(sax)、
サリバン・フォートナー(key)、
バーニス・アール・トラヴィス(b)、
エリック・ハーランド(ds)、バシリ・ジョンソン(perc)。第1弾となるデジタル・シングル「ルーシッド・ドリームス」が3月29日より配信リリースされています。
「ルーシッド・ドリームス」は、大ブレイクを果たした新進ラッパー、ジュース・ワールドのヒット曲。
スティングの名曲「シェイプ・オブ・マイ・ハート」をサンプリングしており、昨年全米シングル・チャートで最高2位を記録したヒット曲です。ニュー・マスターズによるインスト・ヴァージョンのアレンジは、曲中で印象的なギター・ソロを聴かせる、イスラエル出身で現在米ニューヨークを拠点に活躍する注目のジャズ・ギタリスト、
ギラッド・ヘクセルマンによるもの。ヘクセルマンは本作について、「なじみあるジャズの世界から離れて最新のヒット・チャート作品に接するいい機会だった。もちろん、スティングのオリジナルは知っていたけど、カレントものを演奏するのはバンドにとって挑戦だった。もちろん、この最強メンバーとなら不安はなかったけど。結果、素晴らしい仕上がりになったよ」とコメントしています。
「ルーシッド・ドリームス」は、7月12日(金)に配信されるデジタルEP「ReWORKS」からの第1弾シングル。EPにはこの曲のほか、
ドレイク、
カーディ・B、
ケンドリック・ラマーといった全米チャートを賑わせた曲のインスト・カヴァーが計6曲収録される予定となっています。