ジョージア出身のピアニスト、
カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)が初のシューベルト作品集『
シューベルト・アルバム』(SICC-30509 2,600円 + 税)を5月22日(水)にリリース。
本作は、
シューベルトの最後のピアノ・ソナタであるピアノ・ソナタ第21番と、シューベルトならではの旋律美にあふれた小品集『4つの即興曲』に、歌曲集『白鳥の歌』より第4曲「セレナード」(リスト編)を加えた内容。ピアノ・ソナタ第21番では、遅めのテンポで1小節ごとに移り変わる気分の変化を丁寧に描き出しています。『4つの即興曲』でも1曲ごとに異なる世界を展開し、最後の「セレナード」では
リストのアレンジによる“技巧的な”シューベルトを奏でています。録音は、世界最高峰のシューベルト音楽祭“シューベルティアーデ”が毎年開催されているオーストリア・ホーエネムスで行なわれました。
ブニアティシヴィリのアルバム・ジャケット写真は、新作発表のたびに話題を呼んでおり、本作は「ハムレット」のオフィーリアの死を模したものとなっています。
■2019年5月22日(水)発売
カティア・ブニアティシヴィリ
『シューベルト・アルバム』CD SICC-30509 2,600円 + 税
[収録曲]
シューベルト:
01. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
02.4つの即興曲D899
03.歌曲集『白鳥の歌』より「セレナード」(リスト編)
[録音]
2018年12月19〜23日 オーストリア ホーエネムス マルクス・シティクス・ザール