皆さん『24-TWENTY FOUR-』はご存知ですかな？
　数ヵ月前、全国新聞の一面を使った全面広告があったんです。“カチッ”という文字が、ビッシリ敷き詰められた広告が。どこにも内容やキャストに触れられることなく、タイトルすら判別しがたく、「なんだ、コレ？」と思った方も多かったようです（かく言うわたしもその一人）。
“『24-TWENTY FOUR-』という、画期的な海外TVドラマがDVDでリリースされる”という発表があったのは、それからすぐ後。あの謎の新聞広告は、20世紀フォックスが満を持して投入するビッグ・タイトルの告知だったわけです。

　さきほどから“斬新”“画期的”というコトバを使っておりますが、どこらへんがそうなのか。

　このドラマは、各1時間の全24回で完結するドラマなのですが、“ドラマ内の1時間と現実の1時間が同じ”ところが画期的であり斬新なんです。

　つまり、“1日＝24時間”で起こった事件を、1時間ずつ紹介していく。まるで、刻一刻と進んでいく事件を生放送でブラウン管を通して観ているような、そんな錯覚を起こさせるようなドラマなわけです。

　主演はキーファー・サザーランド。大統領候補暗殺事件を軸に、テロ、誘拐、CIA内部の逆スパイなど、複数の事件が同時多発さまを、スリリングに描きます。とにかく、1話目を観たら、続きをみたくてしょうがなくなること請け合いの、麻薬的なドラマなわけです。

　10月3日に全国のビデオ店でレンタル開始となるこの『24-TWENTY FOUR-』のレンタルビデオ店での受注数が、日本新記録を樹立したそうです。数々のドラマ賞を受賞したタイトルですので、興味のある方はぜひどうぞ。

　セルDVDは、11月1日に『24-TWENTY FOUR- VOL.1』（FXBA-25437 \2,500（税抜））が20世紀フォックスから発売。まとめてご覧になりたい方は11月21日に『24-TWENTY FOUR- DVDコレクターズボックス1』（FXBA-25806 ￥9,800（税抜））が発売されますよ。