最新アルバム
『8EIGHT8』をリリース後、各地大熱狂に終わった6都市9公演のライブハウス・ツアー追加公演!
木村カエラの日本武道館公演が、3月3日、4日、6日の3日間にわたって行なわれました。
ステージには8つの目と足を持つ“クモくん”のオブジェ。青のレーザーが舞う中、ダンサーたちに囲まれながら武道館のど真ん中に登場したカエラは、アルバム・タイトル曲「8EIGHT8」でアルバムの世界観へと導いていく。白のレーザーで武道館にクモの巣が張り巡らされると、「ブドウカーン!!」の叫びを合図に「Make my day!」「リルラ リルハ」「STARs」を立て続けに演奏し、観客たちとの一体感を増強させていく。
「今日はみんなの心配とか嫌なこととか不安なこととか、ぜっんぶ私とクモくんが食べてあげるから! 明日から楽しく過ごせるように、私が楽しませるからね〜!」という言葉通り、「deep beep」「L.drunk」そしてカエラがアコースティック・ギターを掻き鳴らす「KEKKO」と、スリリングでイケてるナンバーを飛ばし、観客たちとともにバンドのテンションもぐんぐんヒートアップ!
ライヴ中盤は「かわいらしい曲を歌うね♪」と、「うたうらら」「ホシノタネ」をはじめ、50'sファッションに身を包んだダンサーたちと一緒にキュートなダンスを繰り広げる「lollipop」、銀テープが雪のようにキラキラ舞う中での「A winter fairy is melting a snowman」でとことんポップに振り切ったカエラと、アルバムに込められた3つのコンセプト“人との繋がり”“人はひとりじゃない”“ありがとう”が詰まった大切な歌「チョコレート」や「orange」をまっすぐ届け、聴く人の心を温かく包み込む。
「Moon Light」を合図に雰囲気は一変。「Circle」はレーザーも交錯しての幻想的かつ圧倒のグルーヴ感を生み出して武道館をクラブ化させると、「こっから鬼アガリするけどいいかしら? みんな汗かいてさ、健康になっちゃえばいいじゃん。私に負けないように暴れてね♪」と、後半はカエラのライヴ鉄板曲「You bet!!」「Yellow」「TREE CLIMBERS」「マスタッシュ」「BEAT」の連続で、サウンドに自由に身を任せながら踊り、コブシを突き上げながら歌い上げるカエラの姿に惚れ惚れするほど。本編ラストは、サイレンのようなギターリフが切り裂く「喜怒哀楽 plus 愛」。会場中“鬼アガリ”な、ライヴハウス・ツアー時と同等の熱狂ぶりとなりました!
子供の見ている悪夢を食べつくしたクモくんの色が虹色に変わるとアンコールのはじまり。「こっからはハッピーな歌しか歌わないからね。みんなが幸せになるように心を込めて歌います」と、「Butterfly」で会場との大合唱で絆を深め、8,000人のバンザイが圧巻だった「BANZAI」、そして「私が曲を作ったりライヴしたりするのは、みんなの笑顔が見たいからなの。とびっきりの笑顔を見せてね」と「Magic Music」で本当にみんなを笑顔にしてみせる。
Wアンコールに応えたカエラは、「ファイナル、本当に最高のライヴになったと思います。みんなのおかげだね、ありがとう。最後に大切な大切な歌を歌います。幸せって本当にちっちゃいことの積み重ねで、それをたくさん積み重ねて、いつか大きな幸せにしてください。そのために私は歌っているから」と、「happiness!!!」をその場にいる全員に届くように歌い、武道館中をハッピーに染め上げる。アンコール含む全26曲を終え、「明日から頑張ろうね!」と投げKISSでフィナーレ!
なお、この日の模様は5月6日(日)夜9時よりWOWOWライブにてオンエア予定。さらに5月16日には、4月よりスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『都市伝説の女』主題歌に決定した
ニュー・シングルもリリース! 新作で見せるカエラの次なる魔法に期待です!(Photo By Tsukasa Miyoshi)