King Gnuの新曲「泡」（あぶく）が、5月15日（金）公開の映画「太陽は動かない」の主題歌に決定。その楽曲を聴くことができる予告編が公開されています。

　本作は、「怒り」「悪人」などヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一のサスペンス小説「太陽は動かない」を、『海猿』シリーズや『暗殺教室』シリーズなどを手掛けてきた監督・羽住英一郎によって映画化されたエンターテインメント超大作。また映画と同時進行で、吉田修一監修のオリジナル・ストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送されるという巨大プロジェクトとなっており、撮影は日本国内に加え、東欧ブルガリアにて約1ヵ月にも及ぶ海外ロケを敢行。市街地の道路を完全封鎖したカーアクション・シーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、日本では到底実現不可能ともいえる超異例づくしの大規模な撮影を行っています。

　主演は『22年目の告白-私が殺人犯です-』「カイジ ファイナルゲーム」など数々の強烈なキャラクターを演じ、常に日本映画界のトップを走り続けてきた藤原竜也。共演には『センセイ君主』「テセウスの船」などで、爽やかなラブコメからシリアスなミステリーまで幅広く役柄を重ね、名実共に若手俳優ナンバーワンの呼び声も高い竹内涼真をはじめ、韓国のみならずハリウッド進出も果たした人気女優のハン・ヒョジュ、同じく韓国映画・ドラマ界で一躍スターダムにのし上がってきたピョン・ヨハン、さらには、邦画界を牽引し続ける名優・佐藤浩市に加え、市原隼人、南 沙良、日向 亘、加藤清史郎、横田栄司、翁 華栄、八木アリサ、勝野 洋、宮崎美子、鶴見辰吾らが名を連ねています。

　King Gnuによる主題歌「泡」は、常に死と隣り合わせの鷹野（藤原竜也）と田岡（竹内涼真）の心情に寄り添った、映像と見事にマッチしたナンバー。楽曲の元となった音源はKing Gnuの前身バンド、Srv.Vinciの時代に誕生していましたが、今回の主題歌を機会に作品として新たに昇華し、タイトルも新たに「泡」として完成に至りました。

［コメント］
生まれや育ちは選べない
皆それぞれ与えられた運命に
翻弄されながら足掻き抗い生きている

この映画の世界や人々は
果たして我々と無関係なのだろうか

運命の不条理さと
それでも生きることの尊さを
再確認できました

泡のような
儚いこの世界に乾杯
――King Gnu 常田大希


©吉田修一／幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会