プログレッシヴロック・バンド“
金属恵比須”が、結成32年目にして初めてのベスト・アルバム『
邪神覚醒〜プログレ・ベスト〜』を10月11日(水)に発売することが決定。あわせて、10月8日(日)にレコ発ワンマン・ライヴとなるバンド初の大阪ライヴ〈金属恵比須「邪神覚醒」レコ発ワンマンライヴ in 大阪〉を開催することが発表されています。
1998年に発表した初めての音源『百物語』(自主制作カセット[廃盤])から25周年を記念して発表される本ベストには、2022年発表『
虚無回廊』までの全アルバムから1曲ずつ、特に“プログレ”と形容される曲に絞って厳選され、年代を遡る形で収録。“プログレ”というジャンルにとらわれた幅狭い音楽を追求してきた金属恵比須の中でも特にプログレ部分が凝縮された濃い一作が、リマスターを施した高音質で味わえます。
新曲となる「社の沢」「邪神覚醒」のほか、『百物語』に収録されていた幻の名曲「トイレの花子さん」を現メンバーで再録するなど、新録曲も充実。また、新たなリミックスとなりますが、特筆すべきは、人気曲「
ハリガネムシ」収録のミニ・アルバムの表題曲「阿修羅のごとく」のギターレス・ヴァージョン。本作のために、元々エレクトリックギター&アコースティックギターで弾いていたパートを各種ビンテージ系キーボードでリアレンジ&追加録音をして、リミックス。オリジナルの6弦アコギのアルペジオは「RMI」、12弦アコギのストロークは「クラヴィネット」、ギターのパワーコードは「minimoog」と「クラヴィネット」、ソロ2つは「minimoog」と「Pro-Soloist」と、贅沢にヴィンテージ・シンセを使用しており、プログレ・ファンのみならず、さまざまなジャンルの音楽ファンを唸らせる仕上がりに。このたび、特別に、キーボード・宮嶋のプライベートスタジオ&使用したヴィンテージ・キーボードも公開されています。
なお、金属恵比須としては初となる大阪公演は、10月8日(日)に大阪・中津Vi-codeにて開催。金属恵比須としての大阪公演は初めてで、関西でのライヴも5年ぶりとなります。また、『邪神覚醒』の先行販売も行なわれます。詳細は、金属恵比須のオフィシャル・サイトをご確認ください。