ピアニストの
北野善知が、13年振りのオリジナル・ソロ・ピアノ・アルバム『
疾風怒濤』を12月7日にリリースしています。
1971年横浜生まれの北野善知は、ハンガリー国立リスト音楽院等でピアノ・作曲を学び、2002年にソロ・ピアノ・アルバム『響きの庭』でデビューしたピアニスト。クラシックをベースにウィンダムヒルレコードなどのアコースティックミュージックに影響を受け、既に7枚のアルバムを発表しています。
“時空を超えた闘いの叙事詩”、アルバム全体で一つのストーリーが浮かび上がるような今作の全12曲は、聴く人によってそれぞれの物語をイメージしてもらうために、象徴的でシンプルなタイトルが与えられています。2曲目「疾風」はミュージック・ビデオにもなったアルバムの核となる楽曲。タイトル通り疾走感溢れるアップ・テンポな曲ですが、漂う寂寥感も印象的。1曲目「青草」は早くもApple Musicのプレイリスト「ピュア・フォーカス」に掲載され多くのリスナーに聴かれている、優しさと憐れみが感じられる1曲です。