北里彰久のAlfred Beach Sandal名義から数えて5枚目となる最新アルバム『砂の時間 水の街』（2023年12月）のLPが、3月26日（水）にリリース決定。

　2019年の『Tones』以来、4年ぶりに発表されたこのアルバムは、バンド編成のライヴでもお馴染みの潮田雄一（g）、光永渉（ds）、池部幸太（b）、山本紗織（fl）がサポート・ミュージシャンとして参加した、北里のセルフプロデュース作品。ブラジル音楽やアフロビート、ダブ、ソウル、ファンクなど、音楽的なバックグラウンドの芳醇さを感じさせつつ、繊細で美しい歌声、独自の視点から紡がれるメロディと歌詞が一体となり、想像を超えた広がりをみせています。

　先行シングルでリリースされた「In Bloom」「オアシスのまばたき」に加え、東京のバンド、ケバブジョンソンの「トーチソング」のカヴァーも収録。アルバム全編を通じて架空の都市を旅しているような、異世界に紛れ込んでしまったかのような感覚を覚える幻想的で豊かな作品に仕上がっています。

　録音は柳田亮二、ミックス・マスタリングは内田直之が担当。ジャケットのヴィジュアルは我喜屋位瑳務、デザインをitsuko kiraが手がけています。